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新着情報(日本語)

2022年03月09日

お知らせ活動報告(写真)台北

第11回謝謝台灣「日台心之絆」で村嶋郁代部長が来賓として挨拶しました

 3月6日(日)、第11回謝謝台湾「日台心の絆」が謝謝台湾実行委員会及び台北旭日ローターアクト主催により淡水老街広場で開催されました。謝謝台湾は、東日本大震災時の台湾からの支援への感謝と東北の復興の様子を台湾の方に伝えるため、台湾にいる日本人留学生が主体となって行っているイベントです。
 当日は、留学生による東北訪問報告、オンラインでの名取市や南三陸の方々との交流、来場者が折り鶴を折り思いを印した寄せ書きの作成、淡水区の小学生や当日の来場者が作成した絵灯籠の灯火なども行われました。

 当協会から村嶋広報文化部長も出席し、来賓として挨拶しました。

(以下全文)
 ご来場の皆様、こんにちは。本日、この場に多くの皆様が集まってくださっていることに感謝申し上げます。
 あと数日で東日本大震災から11年を迎えます。この「謝謝台湾」の活動も、11回目となりました。日本人留学生が台湾への感謝を伝えたいと自発的に始めた活動が、 11年もの間続いていることは大変嬉しいことです。「十年一昔」と言いますが、10年の区切りを超えても、この活動を続ける関係者の皆さまに、日本人の一人として、感謝申し上げたいと思います。日本人から台湾人への感謝は 10年が経ったからといって終わるものではありません。今日、この機会をお借りして、もう一度、台湾の皆さんに「謝謝台湾、ありがとう」と伝えたいと思います。
 昨年は、10年という節目の年で、日本台湾交流協会としても、台湾に再度感謝を伝え友情を深める様々な活動を行いました。我々が制作した「日台友情」ロゴは、人と人が信頼して寄りかかり合う図柄となっており、日台がともに希望をえがき、一緒に美しい未来を造ろうという意欲を表しています。昨年は一年間を通して、日台間の助け合いの温かい話題が多く、まさに日台友情の年になりました。3月、私たちが開催した東北の復興を伝える特別展には、蔡英文総統も来てくださいました。5月、台湾でコロナの本土感染が増えた際、日本はすぐにワクチンを届けました。台湾からも、日本で不足していたたくさんの医療物資をいただきました。7月、台湾の選手は、東京オリンピックで大活躍し、日本と台湾の選手は6度も一緒にメダルの表彰台に登りました。そして、日本人は一年中台湾の果物を食べていました。今年も、早速、台湾パイナップルが日本各地のスーパーに並んでいます。
 わたしたちの隣に、台湾という友人がいることを、日本人はとても嬉しく、温かく、心強く感じています。特に、現在のような大国ロシアが隣国ウクライナを侵略しているような非常時には、温かい友情がさらに尊く感じられます。ご来場の皆さん、この日台のかけがえのない友情を、これからも、ご一緒に、前進させてまいりましょう。