新着情報

　1月11日（水）、当協会の藤田智彦日本語専門家が桃園市にある国立中央大学附属中壢高校で「食べ物」をテーマに授業を行い、台湾に進出している日本のお店やメニュー、注文の際の日本語の表現を紹介しました。参加したのは今学期ひらがなから日本語を学び始めた二年生23人で、基本的な会話の流れを確認した後、好きな店を選び、自分たちで店員と客の会話を作りました。発表した生徒はやや恥ずかしがりながらも、いくらの寿司や味噌ラーメン、チョコレートケーキなど自分の大好物を注文していました。中には、将来日本で学びたいという目標を持つ生徒もいて、「おすすめは何ですか」「ほかに注文するものがありますか」など、習っていない表現も盛り込んで、より自然な会話になるよう工夫していました。
　中壢高校で使用している日本語の教科書は、国際交流基金が開発した『まるごと』で、日本語でコミュニケーションできることを大きな目標にしています。教科書の概要についてはこちらをご覧ください。
　当協会では、日本語授業の支援、日本文化体験機会の提供および日台交流活動の促進のため、日本語専門家を派遣しています。詳しくはこちらをご覧ください。