COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に関する最新情報

台湾における発生状況，入境制限及び入境後の行動制限等の概要

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  【台湾における発生状況】
（衛生福利部疾病管制署１月２５日HP発表数値）
　確定症例数　　８８９名 
　・域外感染数　７７９名 
　・本土感染数　　７１名  
   ・敦睦遠航支隊　３６名 
　・感染経路不明　　１名
　・航空機感染　　　２名
　死亡者数　　  　 　７名  
　隔離解除数　　７８７名

※1月12日以降、衛生福利部桃園医院に関連する本土感染が発生しており、医療関係者のご家族等の感染も確認されています。衛生福利部疾病管制署HPに感染が確認された方の活動歴が公表されており、同じ時間に同じ場所に行かれた方で、発熱、呼吸器症状、下痢、味覚臭覚異常等の症状が出た方は、医療用マスクを着用し、公共交通機関は使用せず、最寄りの指定されているPCR検査所を受診するよう呼びかけ、不明な点等があれば専用ダイヤル1922に連絡するよう発表していますので、在留邦人の方におかれてもご留意ください。
＜感染者活動歴：衛生福利部疾病管制署公表情報＞
案863及び864活動歴
案882活動歴
案889及び890活動歴

●台湾における英国変異種の初確認（域外持込）及び入境・検疫規定の強化（実施期間：１月1日～）
中央流行疫情指揮センターは、12月30日午後の記者会見において、12月28日に英国から入境し、陽性判定を受けていた者から検出したウイルスに関し、英国等で発生している変異種であることが確認されたとして、入境制限及び入境後検疫措置について調整を行う旨言及し、その後衛生福利部疾病管制署は以下のとおり関連のプレスリリースを発表していますので、台湾に在留或いは訪台を検討されている邦人の皆様はご留意ください。詳細は以下のリンクをご参照ください。
＜１２月３０日付台湾CDCプレスリリースに関する当所お知らせ＞
https://www.koryu.or.jp/news/?itemid=2041&dispmid=5287

●台湾当局による秋冬期間中の防疫対策に関する発表（実施期間：１２月１日～２月２８日）
１１月１８日、衛生福利部疾病管制署（台湾CDC）は、新型コロナウイルスの世界的な感染状況が悪化し、台湾における域外感染も増加傾向にあることに鑑み、台湾におけるコミュニティ感染リスクを低減させるとともに、医療システムへの負担増加を避けることを目的として、秋冬期間中の防疫対策の強化に関する発表を行いました。詳細は以下のリンクをご参照ください。
＜１１月１８日付台湾CDCプレスリリースに関する当所お知らせ＞
https://www.koryu.or.jp/news/?itemid=1957&dispmid=5287

なお、上記措置に関し、搭乗前３営業日以内のPCR陰性報告提示に関し、一部例外措置が発表されています。詳細は以下の当所お知らせをご参照ください。
＜１２月２日付台湾CDCプレスリリースに関する当所お知らせ＞
https://www.koryu.or.jp/news/?itemid=1989&dispmid=5287

ご参考①：入境後１４日間の「在宅検疫」措置概要等（衛生福利部HP参照）
＜主管部門＞　
地方政府民政局／里長及び里幹事
＜管理方法＞　
・主管機関が「旅客入境健康声明及び在宅検疫通知書」を発行
・里長若しくは里幹事が１４日間の健康確認のため，毎日1-2回電話で健康状態を確認，健康確認表を記録
・検疫期間中，自宅若しくは指定の場所に待機し，外出禁止，出境禁止（日本へ帰国できません），公共交通機関使用禁止
・症状のある者は指定医療機関へ送り検査を行い，衛生主管機関は主体的にモニタリングを開始
・「在宅検疫」期間終了後，引き続き，７日間の「自主健康管理」を実施
　（衛生福利部疾病管制署によれば，「在宅検疫」期間終了前に対象者に対しショートメッセージで通知するとのこと）
＜罰則等＞ 
同措置の違反者は，伝染病防治法第５８条及び厳重特殊伝染性肺炎防治及び救済振興特別条例第１５条第２項に基づき，１０万元以上１００万元以下の罰金を科されるほか、集中隔離施設に強制隔離され，さらに防疫補償を受けられず，必要経費が徴収される。

ご参考②：自主健康管理に関するQ＆A（衛生福利部HPより抜粋）
海外から入境した方は、入境後翌日から１４日間の在宅検疫を行うと共に、同検疫終了後もプラス７日間の自主健康管理を科されることとなっていますので、同期間中の行動等にはご注意ください。

Ｑ　なぜ在宅隔離／検疫満了後、引き続き７日間の自主健康管理が必要なのか？
Ａ　現在、ごく一部のＣＯＶＩＤ－１９案件について、潜伏期が１４日を超え場合があり、指揮センターは２０２０年４月５日より、在宅検疫満了者に対し、プラス７日間の自主健康管理を科している。

Ｑ　自主健康管理期間、外出しての食事、会食や集会は可能か？
Ａ　食事中に全行程マスクを着用することはできないため、自主健康管理期間は、外出しての食事は避けるべきであり、テイクアウトを利用の上、迅速に帰宅して自宅で食事をとることを推奨する。食事会や集会等の交流の場では、全行程マスク着用の実施は困難であり、近距離での会話も避けることが難しいことから、感染のリスクがある。故に、自主健康管理期間は会食や集会への参加を禁止する。

Ｑ　自主健康管理期間、なぜ大型イベントへ参加してはいけないのか？
Ａ　大型イベントは参加人数が多く、ソーシャルディスタンスの維持が困難であり、近距離で不特定多数の人と接触するという特性がある。ひとたび疑われる事案やクラスター感染が発生すると、防疫の難易度が上がる。自主健康管理対象者の感染リスクは既に低下しているが、完全の排除することはできない。故に、自主健康管理期間の大型イベントへの参加を禁止する。

Q　自主健康管理者はコンビニやスーパーに行って良いのか？
A　自主健康管理者はもし如何なる症状も無ければ正常に生活ができるが、コンビニやスーパーに入る際には必ず全行程マスクを着用しなければならない。こうした場所は不特定の者と近距離で接触するしやすいため、もし混雑し、ソーシャルディスタンスを保つことが困難な場合、出入りを避ける、迅速にその場を離れ長時間の滞在を避けるべきである。

Ｑ　自主健康管理の関連規定に違反した場合、罰則を科されるか？
Ａ　自主健康管理の各規定を遵守していなかった場合、「伝染病防治法」第４８、５８条違反として、同法６７、６９条に基づき、６万元以上３０万元以下の罰金或いは１万元以上１５万元以下の罰金を科す。

 
※入境にかかるその他の注意事項
＜入境健康声明及び在宅検疫通知書の提出義務＞
台湾への入境者は「入境健康声明及び在宅検疫通知書」の提出が義務づけられており，健康状態や１４日以内の渡航歴についての報告が求められ，仮に事実と異なる記載をしたり，拒否，逃避，妨害等した者は，法律に基づき最高１５万元の罰金が科すとされていますので，ご注意ください。
＜在宅検疫対象者の公共交通機関利用禁止＞
在宅検疫対象者は公共交通機関の利用を禁止されています。入境後，空港から自宅等へ移動する際も同様ですので，必ず自家用車，社用車，友人・知人の車若しくは各空港に配備されている防疫タクシーをご利用ください。

台湾在住・滞在及び台湾に渡航予定の邦人の皆様におかれましては，上記の台湾当局による措置について十分ご注意頂くとともに，衛生福利部疾病管制署HP（https://www.cdc.gov.tw/）等を参照に，最新情報を収集する等，引き続き感染予防に努めてください。