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2024年04月01日

活動報告(写真)高雄

【高雄事務所】 日本酒紹介イベント『高雄SAKE LAB』を開催しました

 3月16日(土)、高雄市内にて「日本酒紹介イベント『高雄SAKE LAB』」を午前と午後の2回開催しました。
 台湾は日本からの日本酒輸出先6位(2023年。2022年は第4位)にもかかわらず、高雄市を中心とする台湾南部では日本酒が市場にあまり出回っていないという現状にスポットを当て、その打開策の模索と日本酒の魅力を広めるため、当事務所は、専門家による講演とパネルディスカッションを企画しました。冒頭挨拶に立った高雄事務所・奥正史所長は、今回のイベントが日本酒に対する理解を深め身近に感じてもらうきっかけになり、台湾南部でも日本酒を気軽に飲んでもらえるようになることを期待する旨述べました。
 講演では、前国税庁鑑定官で現在台湾において日本酒の魅力紹介に尽力している諸橋一樹氏を講師にお招きし「日本酒の本質と未来」について、日本酒の醸造方法や種類、今後日本酒がどう進化発展していくのか、などについて中国語でお話しいただき、風味の多様化が進む日本酒の例として白ワインを思わせる甘酸っぱい味わいの長野県の「キセキレイ」を来場者に試飲してもらいました。
 次のパネルディスカッションでは、「台湾南部で日本酒の認知度を上げるためのカギは何か」をテーマに、パネラーに塩澤直人氏(香港「焼肉グレート」チーフマーケティングオフィサー)、山本将人氏(台北「京町 山本屋」代表)、阪根嘉代氏(高雄「銀昇」女将)をお招きし、台湾南部で日本酒の魅力を知ってもらうために、日本酒ごとに味わいが異なるためそれぞれにマッチした料理を紹介することや、日本酒の味を左右する酒器や提供する時の温度にもこだわって日本酒の魅力を最大限に感じてもらうなどのアイデアが出されました。
 試飲では、まず、日本酒メーカーが製造するビール、京都府「黄桜」の「柚子エール」で口を湿らせ、それから講師・各パネラーがそれぞれイチオシする銘柄の日本酒、青森県「六根エメラルド」、神奈川県「雨降」、京都府「青まねきつね」、広島県「富久長シェルラバース」が来場者に振舞われました。いずれも高雄では入手困難な銘柄で、来場者は五感を使ってそれぞれの味を堪能し、配布された試飲シートにメモを取る方も多く熱意が感じられました。
 当日は、高雄市政府・羅達生副市長を始め高雄市政府関係者なども聴講に来られました。参加いただいた皆様、御協力いただいた講師、パネラーの皆様、ありがとうございました。