本文へスキップします。

【全】言語リンク
【全・日】検索フォーム
検索キーワード
【全・日】ヘッダーリンク
【全】言語リンク-SP
【全・日】検索フォーム-SP
検索キーワード
よく検索される語
【全・日】ヘッダーリンク-SP
承認:エディタ
更新日時

2021年10月 7日更新

承認:エディタ
 経済部統計処は9月27日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。これによると、防疫措置の緩和に伴い、個人による実店舖での消費が漸次に拡大したことから、8月の小売業売上額は3,198億元、前月比+5.3%となったものの、前年同月比では▲4.28%と3ヶ月連続のマイナスとなった。1月~8月の小売業売上額は2兆5,391億元、前年同期比+2.4%と金額ベースでは同期で過去最高となった。
 8月の卸売業売上額は1兆315億元、前年同月比+17.17%と10ヶ月連続のプラス成長となり、金額ベースでは同月で過去最高となった。1月~8月の卸売業売上額は7兆8,598億元、前年同期比+17.2%と金額ベースでは同期で過去最高となった。
 警戒レベルの引き下げに伴う店内飲食の解禁により、8月の飲食レストラン業売上額は548億元、前月比+28.8%となったものの、来客数の制限、ビジネス及び宴会の来客がまだ完全に回復していないため、前年同月比では▲25.65%と4ヶ月連続のマイナスとなり、金額ベースでは同月で過去最低となった。1月~8月の飲食レストラン業売上額は4,588億元、前年同期比▲10%となった。
 今後を展望すると、黄偉傑・経済部統計処副処長は、「世界景気の堅調な回復、原材料価格が持続的に高水準で推移し、クリスマスシーズンによる消費拡大により、9月の卸売業売上額は前年同月比+7.5%~+10.5%とプラス成長を継続する見込み。また、新型コロナ感染状況の落ち着きに伴う防疫措置の緩和、中秋節の節句による消費拡大などは売上の増加を押し上げるものの、ショッピングモールやレストランの来客数の制限、経済刺激策の施行によって昨年の基準値が高かったことから、9月の小売業売上額は前年同月比▲1%~▲2%、飲食レストラン業売上額は同▲14.5%~▲17.5%となる見込み」との見方を示した。





卸売・小売・飲食レストラン業動態調査

コンテンツ