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2023年7月7日更新

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 行政院主計総処は6月6日、最新の物価調査結果を発表した。同調査によると、鶏卵の供給安定による価格の安定から、5月の鶏卵価格の上昇幅は4月の+31%から+12.2%に下落し、また、天候の恵みによる青果供給の安定により青果価格も下落し、燃料費(ガソリン代)の下落により、5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比+2.02%と過去22ヶ月での最低水準となり、インフレの圧力が緩和した。
 曹志弘・主計総処総合統計処専門委員は、「5月の消費者物価(インフレ率)が22ヶ月連続して2%超えとなったが、過去22ヶ月で最低となったことはインフレ圧力が緩和したことを反映している。各界が関心を寄せる外食価格は前年同月比+0.39%と上昇幅が縮小し、今年の1月~4月の上昇幅(+0.53%、+0.49%、+0.68%、0.73%)に比べて、上昇幅が4月の半分となり、外食価格上昇の圧力が漸次に緩やかとなった。
 5月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比▲3.75%と2ヶ月連続の下落となり、商品価格も3ヶ月連続の下落となった。曹・専門委員は、「国内販売価格の変動はインフレ率より2四半期を先行することから、今年の第4四半期の物価上昇は顕著に緩やかとなる見込み」とみている。
 6月を展望すると、曹・専門委員は、「例年の調査結果をみると、6月は端午節の連休により、旅館宿泊費、国内外旅行代金などのレジャー・娯楽サービス費が普段より上昇することから、6月の消費者物価は依然として2%台を維持し、5月を上回る可能性もある見込み」との見方を示した。





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