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2024年04月02日

活動報告(写真)高雄

【高雄事務所】 「ご当地グルメでまちおこし!~身近なものをツールにした地方創生への取り組み~」講演会を開催しました

 高雄市の「ご当地グルメ」って、なんでしょう?
 日本には全国各地に「ご当地グルメ」があり、その「ご当地グルメ」を地域ブランドとして活用し、「まちおこし」につなげる取り組みをしている人たちがたくさんいます。
 当事務所では、「ご当地グルメ」という身近なツールを活用した「まちおこし」は、「地方創生」の一つの理念、精神、手法であり、台湾の地方各地の地方創生や地域振興のためのヒントとして共有できるのではないかと考え、「ご当地グルメでまちおこし」に取り組む青森県十和田市の市民団体「十和田バラ焼きゼミナール」の畑中宏之舌校長らをお招きし、3月23日に高雄市内で講演会を開催しました。また、それに先駆けて前日の22日には、地方創生を主要な研究テーマに掲げている国立中山大学西湾学院の学生を対象にした講演会も行いました。
 畑中舌校長は講演の中で、まちおこしのためのツールをゼロから新しく作るのはコストも高く失敗する確率も高い、それよりも自分たちの身近に既にあるものをツールにするべきだということに気づき、もともと地元にあった牛バラ肉と大量のタマネギで作るバラ焼きに着目し、地域ブランドとしてまちおこしにつなげていった経緯や、地域への愛と自分が誇りを持つことの重要性、こうした取り組みが現在は「十和田高校会議所」のような形で若い世代へ受け継がれていることなどを強調しました。質疑応答では、作り方や材料についての質問はもちろん、聴講者の所属する団体とのコラボの提案や、行政の支援制度に関する質問などが提起され、聴講者との活発なやりとりが行われました。
 畑中舌校長の講演に続き、「十和田バラ焼きゼミナール」のメンバーがその場で作ったできたての「十和田バラ焼き」をオン・ザ・ライスしての試食会も行い、畑中舌校長は「本当のホンモノの「十和田バラ焼き」が食べたかったら、ぜひ十和田へ来てください!」と十和田市をPRしていました。
 日本では「ご当地グルメでまちおこし」に取り組んでいる団体の共同PRの場として「ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリ」が開催されています。当事務所では、日本の地方都市の魅力や食文化を紹介し、より多くの台湾のみなさんに日本の様々な場所へ訪れてもらえるよう、この「B-1グランプリ」を高雄市で開催できたらと考えています。
 今回聴講に来てくれたみなさん、「十和田バラ焼きゼミナール」のみなさん、中山大学のみなさん、どうもありがとうございました!今回のイベントがきっかけになって、「B-1グランプリin高雄」が実現できるよう、これからも応援をお願いします!