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新着情報

新着情報(日本語)

2024年04月02日

新着情報カテゴリー(日本語)お知らせ東京

令和5年度日本台湾交流協会表彰

日本台湾交流協会表彰は、当協会の活動に協力し、特に推奨するに値する顕著な貢献及び善行を行ったと認められる個人又は団体について、その功績を称えるものです。

令和5年度は、日本在住者として日本順益台湾原住民研究会、小笠原欣幸・東京外国語大学名誉教授、作家の平野久美子氏・作家、楊明珠・中央通訊社東京支局長を表彰し、3月21日、当協会東京本部において表彰式を実施しました。ご功績に対し、衷心より敬意と感謝を表します。

 

●日本順益台湾原住民研究会

1994年、台湾に創設された順益台湾原住民博物館の研究助成を東京大学東洋文化研究所が受け入れて発足。その後数年間の自己資金による活動を経て、研究助成が再開され、現在は国立民族博物館が受入元となり、研究会の開催、現地調査の実施、機関誌の発行等の学術活動を継続されてきた。文化人類学、言語学、歴史学、考古学、文学、植物学など多彩な分野の研究者が参加し、日本では必ずしも学術的関心の広くない台湾原住民研究に対する研究活動を着実に積み重ね、長年にわたり日台の学術交流に貢献された。


●小笠原欣幸・東京外国語大学名誉教授

1996年から2024年までの間、8回に及ぶ台湾の総統選挙を研究され、現地調査とデータ分析を組み合わせた研究成果にもとづく結果予想は、台湾で「選挙の神様」と呼ばれるほどの高い的中率を誇っている。2019年に出版された『台湾総統選挙』は樫山純三賞学術書賞やアジア・太平洋賞特別賞を受賞、『ニューズウィーク』日本版2023年8月15・2日号では「世界が尊敬する日本人100」で世界が驚く逸材たちの一人としても紹介されるなど、日本における台湾研究の高い水準の高さを世界に示すことに貢献された。同人の長年にわたる研究活動と成果は日台の相互理解の促進に大きく寄与された。



●作家・平野久美子氏

作家として台湾のお茶に始まり、グルメや世界遺産級の自然や史跡を有する台湾関連の著作に加え、歴史上の事件(牡丹社事件)や日本統治時代の人物の足跡(鳥居信平、高松宮殿下夫妻、市井の人々)に関する著作を多く手掛け、台湾の魅力、日台交流の大切さを一貫して作品に込めて世に送り出してこられた。

さらに、作家業の傍ら、日台交流の架け橋として、これまで平戸市と台南市、二峰圳地下ダムを通じた日台関係者の橋渡し等、労苦を厭わず対応し、日台間の相互理解促進、友好関係の発展に大きく寄与された。



●楊明珠・中央通訊社東京支局長

記事執筆のみならず、写真や映像撮影も一人でこなしてこられた。日々、日本全国を飛び回り、現地取材の強みを生かし、台湾の視点から、日本の政治、経済、文化、生活に至るまで各種情報を台湾向けに配信されている。台湾で話題となる日本のニュースの多くは、楊明珠氏発信元の記事であることが多い。配信ニュース等を通じ、日台の相互理解の促進に大きく寄与された。