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【4月の日本語専門家派遣事業の報告】

○4月12日（金）：台北市立景興中学校（学生対象）　担当：藤田智彦専門家
　中学1・2年生25人が日本語のクラブ活動の時間に日本の伝統衣服について学びました。はじめに白無垢や振袖、はかまなど様々な衣服の種類を確認し、台湾の衣服の色やデザインと比較しながら違いを学びました。そして、後半は浴衣を実際に着てみる体験をしました。丈の調整や帯締めに苦労していましたが、生徒同士協力しながら着付けを行い、最後は全員で記念撮影をしました。やや人見知りが多く、初めは静かでおとなしかった生徒たちですが、初めて着る浴衣の華やかさやかっこよさに笑顔がこぼれ、うれしそうに初めての浴衣の着心地を楽しんでいました。

〇4月23日（火）：国立台湾科技大学（学生対象）　担当：細田敬子専門家
　「日本事情」という授業の中で学生38名を対象に浴衣体験を行いました。まず、浴衣に関わるマナー等をクイズ形式で確認した後、浴衣を着る体験を行いました。学生からは「浴衣についていろいろ学べてよかった」「浴衣を見ることはあっても着ることは初めてだった」「着るだけでなく着せる体験もできてよかった」「浴衣は誰でも似合う」などの感想がありました。今回の体験を通して、日本の文化を知りたいという意欲が高まったようでした。

　当協会では、日本語授業の支援、日本文化体験機会の提供および日台交流活動の促進のため、日本語専門家を派遣しています。詳しくはこちらをご覧ください。