７月１５日と１６日、当協会は第１回目となる「日本塾」を実施しました。「日本塾」は、日本の政治、経済、社会、文化等の専門家を講師に招き、受講生の日本理解を深めるとともに、受講生同士及び受講生と講師の交流を図ることで、日台の知的交流を支援する取り組みです。
今回は１泊２日の日程で実施し、川島真・東京大学大学院総合文化研究科教授、松金公正・宇都宮大学国際学部教授、北村亘・大阪大学大学院法学研究科教授、清水剛・東京大学大学院総合文化研究科教授、仲川秀樹・日本大学文理学部教授の５名の教授が参加した２３名の大学生・大学院生を集中的に指導しました。
１日目の午前中は川島教授が「台湾における『日本研究』」（原題：「台灣的“日本研究”」）をテーマに基調講演を行い、その後は北村教授、清水教授、仲川教授、松金教授が様々な学問分野におけるリサーチクエスチョンの立て方などについてオリエンテーションを実施しました。
１日目の午後からは、「日本文化（松金教授）」「日本公共行政（北村教授）」「日本経済（清水教授）」「日本社会（仲川教授）」の４組に分かれてグループワークを実施し、２日目の夕方に各グループが最終発表を行いました。
グループワークの時間では、各講師が５～６名の学生に対して集中的に指導をし、教室は活発な雰囲気で、多くの学生がお互いの考えをぶつけて積極的な討論が行われました。２日目の最終発表後には、各グループの担当講師から学生に修了証が手渡されました。
参加した学生からは「日本を代表する先生方から直接学ぶことができる貴重な機会だった」「同じ目標を持つ学生と知り合うことができて良かった」などの声が聞かれました。
今回「日本塾」に参加した学生が日本研究の面白さを発見し、日本研究や日本留学の道に進むことを期待しています！
当協会では、様々な日本研究支援事業を実施しています。詳しくは
こちらをご覧ください。
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