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更新日時

2020年 12月 7日

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 経済部統計処は11月23日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。これによると、10月の卸売業売上額は8,927億元、前年同月比▲0.39%となった。10月の小売業売上額は3,518億元、前年同月比+3.26%と金額として同月で過去最高額となった。飲食レストラン業売上額は666億元、前年同月比+3.11%と2月以降最大の増加幅となり、金額として同月で過去最高額となった。このうち、レストラン業売上額は中秋節、双十節連休による食事会の増加、百貨店の記念セールの実施による集客効果により、前年同月比+6.3%となった。一方、飲料店は過激競争、秋によるクール飲料の販売減少により、前年同月比▲2.4%となった。

 大型小売業のうち、百貨店は前年同月比+15.00%と各業種では最大の増加幅となった。これは主に、中秋節及び双十節連休、百貨店による記念セールの実施、新型コロナウイルス感染の影響を受け、国民が出国できない反面、国内で爆発的消費を行ったことによるものである。また、量販店、コンビニも中秋節、双十節連休による旅行商機の拡大により、それぞれ前年同月比+11.32%、+6.84%となった。

 黄偉傑・経済部統計処副処長は、「百貨店の記念セールの実施、中秋節及び双十節の連休により、10月の総合商品小売業、飲食レストラン業売上額とも同月で過去最高となった。11月の卸売業売上額はクリスマス及び元旦の在庫補填の時期に入り、iPhone新商品の販売好調により、プラス成長に好転する見込み。また、今年通年の卸売業、小売業売上額はプラス成長を維持できるものの、飲食レストラン業は新型コロナウイルス感染の影響を大きく受けたため、年末までにマイナスからプラスに一転することが難しい」との見方を示した。




                   卸売・小売・飲食レストラン業動態調査