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2022年 3月 8日更新

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 経済部統計処は2月23日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。これによると、1月の卸売業売上額は1兆1,131億元、前年同月比+11.89%と15ヶ月連続のプラス成長となり、金額ベースでは過去二番目、同月で見れば過去最高となった。1月の小売業売上額は3,922億元、前年同月比+6.37%と5ヶ月連続のプラス成長となり、金額ベースでは過去最高となった。
 1月の飲食レストラン業は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けたものの、ワクチン接種率の増加、民衆の不安が緩和し、旧正月による食事会の増加、おせち料理のテイクアウト、お歳暮の販売好調により、1月の飲食レストラン業売上額は762億元、前年同月比+8.72%と4ヶ月連続のプラス成長となり、金額ベースでは過去二番目の高水準となった。このうち、レストラン業売上額は641億元、前年同月比+8.72%と4ヶ月連続のプラス成長となり、金額ベースでは同月で過去二番目の高水準となった。飲料店は同+9.7%と4ヶ月連続のプラス成長となり、金額ベースでは同月で過去最高となった。ケータリング及び団体配食業売上額は26億元、前年同月比+4.6%と3ヶ月連続のプラス成長と新型コロナウィルス感染拡大後における最長のプラス成長となった。
 黄偉傑・経済部統計処副処長は、「1月の卸売業売上額が同月で過去最高となったことは主に、世界的に貿易経済の成長が持続し、新興テクノロジー応用需要の持続的な拡大、加えて国際原材料価格及び一部の産品価格の高水準での推移により、機械器具卸売業は前年同月比+15.8%、建築材料卸売業は+16.7%、化学材料業は+9.6%と卸売業売上額の増加に大きく寄与した。1月の小売業は、旧正月前による在庫補填のピーク、旧正月時期の異なったことによって基準値が低くなったことにより、布・服飾品小売業、食品飲料及びたばこ小売業、スーパー、量販店、ネットショッピング及び通販業とも二桁の成長となり、小売業全体の売上額の増加を押し上げた」と説明した。
 2月を展望すると、黄・副処長は、「2月は、旧正月による稼働日数の減少を受けて、各業種の売上額は前月に比べ減少するものの、新興テクノロジー応用の持続的な拡大、原材料価格の高騰が持続されることから、卸売業売上額は9,130億元~9,373億元、前年同月比+13%~+16%となる見込み。小売業について、旧正月明けのオフシーズンに入り、月を追うごとに減少するが、新型コロナ感染の緩和、新規ショッピングセンターの運営開始により、売上成長を維持できる見込みであることから、売上額は3,173億元~3,268億元、前年同月比+1.0%~+4.0%となる見込み。飲食レストラン業について、忘年会効果の収束により売上減少となるものの、域内旅行の再開、食事会開催意欲の高まり、加えて業者によるニューブランドの打ち出し及び商品販路の拡大により、引き続き売上を維持する見込みであることから、売上額は747億元~768億元、前年同月比+4.0%~+7.0%となる見込み」との見方を示した。
 


 


 

卸売・小売・飲食レストラン業 動 態 調 査

 

 

 

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