本文へスキップします。

【全】言語リンク
【全・日】検索フォーム
検索キーワード
【全・日】ヘッダーリンク
【全】言語リンク-SP
【全・日】検索フォーム-SP
検索キーワード
よく検索される語
【全・日】ヘッダーリンク-SP
承認:エディタ
更新日時

2021年 1月 8日

コンテンツ
 行政院主計総処は、12月8日に最新の物価調査結果を発表した。同調査によると、野菜価格、航空券の大幅上昇により、11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比+0.09%と9ヶ月連続のマイナスが止まり、上昇となった。また、青果類及びエネルギーを控除した11月のコア物価は前年同月比+0.78%と直近10ヶ月以来の最高となった。

 曹志弘・総合統計処物価科長は、「今年は新型コロナウイルス感染の影響を受け、5月の航空券指数は94.46まで低下し、過去10年で最低となった。9月は下げ止まり上昇し、11月の航空券指数は119.51(過去2番目の高水準)、前年同月比+21.7%の大幅増と過去20年で最大の上昇幅となった。物価調査項目のうち、6割が上昇となった。11月の物価上昇率の上位10項目はサンマ以外、野菜価格が1割超の上昇となり、うちニンニクは+61%と各項目では最高となり、白菜+43%、航空券+21.7%となった。国内外の情勢を観察すると、12月の消費者物価も上昇する可能性が高く、デフレ発生の懸念はないことを反映している」と述べた。

 企業の出荷価格を図る11月の卸売物価(WPI)は、前年同月比▲6.22%と19ヶ月連続の下落となった。これについて、曹科長は、「卸売物価の下落幅が6ヶ月連続の縮小となったことは、ワクチンの研究開発の進捗具合が楽観視され、世界需要の拡大に伴い、世界的な景気は漸次に回復基調となっている」との見方を示した。



                       物価動向表