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2021年 3月 8日更新

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 経済部統計処は2月25日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。これによると、新型コロナウイルス感染が再び拡大したことから、1月の飲食レストラン業売上額は702億元、前年同月比▲15.26%となった。一方、1月の卸売業売上額は9,936億元、前年同月比+23.11%と3ヶ月連続のプラス成長となり、金額として月当たり過去2番目の高水準となった。これは主に、輸出の活況が持続し、遠距離商機の拡大、在宅経済の活況、世界的な需要の回復が続いていることなどの好材料によるものである。また、1月の小売業売上額は3,681億元、前年同月比+3.56%と7ヶ月連続のプラス成長となった。昨年は旧正月が1月であったといった季節要因により、1月の小売業売上額がマイナスと見込まれていたが、百貨店の売上額は予想より上回り、小売業の成長に寄与した。

 黄偉傑・経済部統計処副処長は、「1月の飲食レストラン業売上額のうち、レストラン業売上額は590億元、前年同月比▲16.2%となった。これは主に、昨年の1月が旧正月であり、忘年会の開催による基準値が高かったことによるものである。また、衛生福利部立桃園病院の院内感染が発生したことにより、食事会や忘年会が次々とキャンセルされ、機内食などの団体配食業が引き続き新型コロナウイルス感染の影響を受けていることから、1月の飲食レストラン業売上額全体のマイナス成長をもたらした。一方、今年の旧正月は2月であり、国民が出国できない反面、国内飲食レストラン業売上額の拡大を押上げると見込まれている。また、新型コロナウイルス感染の拡大は昨年2月から蔓延し、昨年2月~6月の飲食レストラン業売上額がマイナスとなったことから、今年の防疫策が成功すれば、2月からはプラス成長に好転し、前年比+23%の大幅増となるかもしれない」と述べた。




卸売・小売・飲食レストラン業動態調査