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2020年 9月 10日

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 行政院主計総処は 8月24日、最新の労働力調査を発表した。これによると、毎年の夏休みに約20万人の大卒者が労働市場に流入し、失業者数の増加を押し上げたことから、7月の失業率は前年同月比4.00%に上昇し、同月で過去4年の最高となった。一方、季節調整後の失業率は3.90%に改善した。失業者数は47.9万人と同月で過去7年の最高となった。

 今年3月~7月の失業率はそれぞれ3.72%、4.03%、4.07%、3.96%、4.00%となった。陳恵欣・国勢調査副処長は、「新型コロナウイルスの感染拡大により、今年に入って、失業率の上昇は明らかとなり、6月は改善したものの、7月は再び4%台に上昇したことは主に卒業シーズンによるものであるが、季節調整後の失業率は3.90%となった。これは国内経済活動が回復したことに伴い、労働市場も漸次に改善したことを反映している。季節調整後の失業率が改善したほか、就業者数(前月比)は6月に1.5万人増、7月に2.1万人増となったことは労働市場が回復したことを示している」と述べた。

 7月のサービス業就業者数は2.2万人の増加となった。このうち、宿泊・飲食レストラン業は前月比6,000人の増加、文芸娯楽及びレジャー業は3,000人の増加となった、一方、7月の製造業就業者数は5,000人の減少と6ヶ月連続の減少となった。

 陳・副処長は「7月の就業者数が1,149万人と今年1月の新型コロナウイルス感染発生前の1,153万人を下回ったことは、労働市場が漸次に改善しても、労働市場に新型コロナウイルス感染の影響が依然として存在していることを反映している」と述べた。




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