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令和5年1月10日更新

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 経済部統計処は12月23日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。これによると、最終需要の減少により、11月の卸売業売上額は9.981億台湾元、前年同月比▲8.25%と24ヶ月連続のプラス成長が止まった。
 内需産業の好調により、11月の小売業売上額は3,827億台湾元、前年同月比+1.43%と15ヶ月連続のプラス成長となり、金額ベースでは同月で過去最高額となった。このうち、インターネットショッピング及び通販業は業者による双11節販促の実施が売上の上昇に寄与したことにより、前年同月比+9.9%となり、自動車・バイク小売業は新車売れ筋の持続的な好調、輸入自動車の増加により、同+5.2%と6ヶ月連続のプラス成長となった。
 11月の飲食レストラン業売上額は760億台湾元、前年同月比+13.29%と7ヶ月連続のプラス成長となり、金額ベースでは同月で過去最高額となった。
 黄偉傑・統計処副処長は、「世界経済成長が緩やかとなり、最終需要の減少、顧客による在庫調整の持続が補填需要の減少につながり、加えて昨年基準値が高かったことから、機械器具業は前年同月比▲13.9%と2ヶ月連続のプラス成長が止まり、マイナスに転じた。化学材料及び建築材料卸売業はそれぞれ同▲20.0%、▲8.0%とマイナス基調が持続した。一方、自動車卸売業売上額は輸入自動車の増加により、同+10.5%となった」と述べた。
 今後を展望すると、黄副処長は、「旧正月による在庫補填のビークを迎え、新興科学技術応用の需要拡大が持続されるものの、国際貿易の拡大が弱含みとなり、外需成長は頭打ちとなることから、12月の卸売業売上額は9,751億台湾元~1兆85億台湾元、前年同月比▲9.5%~▲12.5%となるが、通年ではプラス成長を維持する可能性がある。また、年末消費のピークに入り、12月の小売業売上額は3,783億台湾元~3,894億台湾元となり、前年同月比は+2.7%~+5.7%となる見込み。12月の飲食レストラン業は824億台湾元~848億台湾元と引き続き増加基調となり、前年同月比+7.1%~+10.1%となる見込み」との見方を示した。
 

卸売・小売・飲食レストラン業 動 態 調 査