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2022年6月7日更新

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 行政院主計総処は5月23日、最新の労働力調査を発表した。これによると、4月の失業率は3.62%と改善したものの、新型コロナ感染拡大の影響を受け、経済要因による週35時間未満の短時間労働者数は23.4万人に増加し、直近半年での最高となった。
 陳恵欣・国勢調査副処長は、「昨年5月に新型コロナ感染拡大が爆発した以降、週35時間未満の短時間労働者は月が増えるごとに増加し、一時的に98万人に増加した。その後、感染拡大情況の緩和により、次第に減少したが、今年4月の労働力調査は感染拡大の再発により、4月の短時間労働者数は前月比3.1万人の増加と20.3万人から23.4万人に急増し、直近半年での最高となった。4月の失業調査期間(4月10~16日)における一日当たりの感染者数は約500~1,300人となり、失業調査の結果に反映した。35時間未満の短時間労働者が増加した以外、他の指標が大きく変化することはなく、失業率、及び季節調整後の失業率はいずれも改善した」と述べた。
 統計によると、4月の失業率が直近3ヶ月で最低となり、業務縮小による失業者数、初めての職探しによる失業者数とも減少したことについて、陳・副処長は、「これは4月の失業状況が安定していることを示している」と述べた。
 新型コロナ感染の拡大による労働市場への影響について、陳・副処長は、「5月以降の統計資料が出なければ明確しないが、5月の調査期間(5月15~21日)の感染者数は約6.1~9.0万人と大幅に増加し、経済活動に影響を与えたことから、経済要因による週35時間未満の短時間労働者は引き続き増加する見込み。また、5月の失業率が新型コロナ感染の拡大により上昇するかについて、陳・副処長は、「過去の例を見ると、5月、4月の失業率が大きく変わることはない」と述べた。
 

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