本文へスキップします。

【全】言語リンク
【全・日】検索フォーム
検索キーワード
【全・日】ヘッダーリンク
【全】言語リンク-SP
【全・日】検索フォーム-SP
検索キーワード
よく検索される語
【全・日】ヘッダーリンク-SP
承認:エディタ
検索候補
更新日時

2020年 8月 13日

コンテンツ
 経済部統計処は7月23日、最新の工業生産動向を発表した。これによると、6月の工業生産指数は114.47、前年同月比+7.34%となり、製造業生産指数は114.62、前年同月比+7.81%となった。両指数とも5ヶ月連続のプラス成長となり、同月で過去最高となった。

 第1~2四半期の累計では、工業生産指数は110.95、前年同期比+4.39%となり、製造業生産指数は111.47、前年同期比+4.83%となった。両指数とも4四半期連続のプラス成長となり、同期で過去最高となった。
王淑娟・経済部統計処副処長は、「6月の工業生産が大幅に増産したことは、主にハイエンド半導体生産への需要増加、遠距離サービスビジネスの持続的な拡大、伝統産業生産が国際原材料価格の上昇を受けて増産となったことによるものである」と説明した。

 各産業については、電子部品業、パソコン電子産品及び光学製品業はそれぞれ二桁の成長となり、同月で過去最高となった。今年は、5G通信のインフラ構築の加速、高速演算への持続的な需要見込み、遠距離サービスビジネスの活況により、引き続き高成長トレンドを維持すると見込まれている。

 7月を展望すると、製造業生産指数は同▲0.5%~+3.6%となる見通しである。統計総処の担当官は、「下半期は伝統産業の生産シーズンの到来、消費性電子製品の新発売、5G通信のインフラ構築の加速、高速演算、IoT関連技術応用の持続的拡大、遠距離サービス設備への持続需要などは情報電子産業の増産をもたらす見込み。一方、新型コロナウィルス感染は世界的に引続き拡大し、米中貿易摩擦の解決が見られないことは国際経済の過激な変動、及び衰退リスクが高まることは台湾の製造業生産に影響を与えるため、注視していく必要がある」と述べた。


工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)