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2022年8月2日更新

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 経済部統計処は7月25日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。これによると、新型コロナ感染拡大の緩和に伴う外食消費の増加、昨年同時期は警戒レベル3の実施により基準値が低かったことから、6 月の小売業売上額は3.265億台湾元、前年同月比+22.53%と統計開始以来最大の増加幅となった。
 卸売業売上額は1兆898億台湾元、前年同月比+10.52%と金額ベースでは同月で過去最高額となった。このうち、半導体及び関連部品販売の持続好調により、機械器具業は同+11.9%となり、医薬品及び化粧品卸売業は同+32.8%となった。1~6月の卸売業売上額は6兆3,981億台湾元、前年同月比+9.91%と同月で過去最大の増加幅となった。
 6月の飲食レストラン業売上額は619億台湾元、前年同月比+61.67%と同月で過去最高となった。このうち、レストラン業+61.7%、飲料店+66.6%、ケータリング及び団体配食業売上額は機内食の需要増加により、同+46.9%となった。1~6月の飲食レストラン業売上額は3,990億台湾元、前年同期比+10.38%となった。
 黄偉傑・統計処副処長は、「小売業売上額が同月で過去最高額となり、年増率も統計開始以来最大の増加幅となったものの、このうち、各業種の増減について、百貨店+173.81%、布・服飾品業+130.7%、自動車・バイク業+13.7%、家用器具及び用品業+55.8%、コンビニ+11.4%となったが、スーパー、通信情報及び家電設備小売業は昨年同期における民生用品の購入ブーム、リモート関連設備への需要増加による基準値が高かったことにより、それぞれ▲11.14%、▲1.4%となった。1~6月の小売業売上額は2兆436億台湾元と同期で過去最高額となった」と述べた。
 今後を展望すると、黄・副処長は、「域内感染拡大の緩和に伴う防疫規制の解禁、夏季旅行のピーク、国による旅行補助金支給政策の施行などは消費拡大にプラスとなることから、7月の小売業売上額は前年同月比+11.3%~+14.3%となり、卸売業売上額は前年同月比+3%~+6%となり、飲食レストラン業売上額は同+48.5%~+51.5%となる見込み」との見方を示した。
 

卸売・小売・飲食レストラン業 動 態 調 査