はじめに
みなさん、こんにちは。広報文化部派遣員の小向です。
2021年になりましたね。年末年始は毎年実家に帰ることが習慣になっていましたが、今年は帰ることができなかったので台湾で年越しを満喫しました!
さて、以前より広報文化部についてご紹介をしてきましたが、みなさんご覧になりましたでしょうか。今回は、前回の日本語教育支援事業に関連して、「日本語パートナーズ派遣事業」をご紹介したいと思います。
① 「日本語パートナーズ派遣事業」とは?
「日本語パートナーズ派遣事業」と聞いて、どんなことをするか分からない人も多いと思います。「日本語パートナーズ派遣事業」とは、日本からアジアの中学・高校などに「日本語パートナーズ(日本人ティーチング・アシスタント)」を派遣し、現地の日本語教師と協力して授業運営に携わるとともに、日本文化の紹介などの交流活動を通じて、日本語教育を支援する事業です。台湾では、2017年より独立行政法人国際交流基金の委託事業として「日本語パートナーズ派遣事業」を開始しました。日本語パートナーズに選ばれた方々は、台湾の高校に約10か月間派遣され、台湾における日本語教育を支援します。
現在、2017年2月から6月を第1期とし、第4期まで派遣しています。(※5期は新型コロナウイルスの影響により派遣中止)
▼派遣実績
そして、台北事務所広報文化部には、「日本語パートナーズ派遣事業」を担当する日本語調整員と呼ばれる担当者が1名在籍しており、日本語パートナーズのみなさんが目標を達成するために、サポーターとしてみなさんの活動を支援しています。
② どんなことをするの?
では、日本語パートナーズになったら、具体的にどんなことをするのかご紹介していきます。
日本語パートナーズは主に以下の3つを目的としています。
・現地日本語教師のアシスタントとして授業をサポート
・日本文化の紹介を通じて、派遣先の生徒や地域の人たちと交流
・現地の言葉や文化を習得
台湾人にとって日本語は日本を理解するための重要なツールのひとつです。
台湾に派遣された日本語パートナーズの方々は、日本語学習者のために日本語授業をサポートするだけではなく、日本を身近に感じてもらうために、主に高校生や地域のみなさんに日本文化を紹介したり、一緒に体験したりすることで現地の人々と交流しています。また、日本語パートナーズ自身も現地の言葉や文化を習得し、日本へ発信することも目的の一つとして派遣されます。まさに日本と台湾の架け橋になれる存在ですね!
では、これまでの日本語パートナーズのみなさんの活動の様子を写真でご紹介していきます!
▼台湾入境時の写真。
台湾でどんな体験ができるのか、わくわくですね!

▼実際の活動の様子です。みなさん楽しそうな表情をしていますね!慣れない環境での生活や中国語でのコミュニケーションに苦労したり、浴衣の着付けなどの日本文化を紹介して学生・地域のみなさんとふれあい楽しんだり・・・日本語パートナーズは台湾でいろいろな体験をしています。



③ 日本語パートナーズに応募したい時は?
日本語パートナーズになるためには、専門的知識は必要なく、応募要件に当てはまればどなたでも応募ができます。台湾で日本語を勉強する学生のサポートをしてみませんか?
募集情報については、国際交流基金ウェブサイトをご覧ください。
私たち広報文化部一同、みなさんが台湾に来られる日を楽しみにしています!(^^)
④ おわりに
いかがでしたでしょうか?広報文化部では、前回ご紹介した日本語教育専門家や日本語調整員なども含めた職員一同、台湾における日本語教育がさらに発展していくように、日々奮闘しています。
今後も広報文化部のご紹介をしていきますので、引き続きスタッフブログをお楽しみに!
このブログを書いたのは…

小向・広報文化部派遣員
台湾赴任2年目