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台北事務所スタッフブログ

概要
日本の皆様に少しでも多く台湾を知ってもらうため,新たにスタッフブログを開設し,台湾の“生”の情報を届けていきたいと思います,是非ご覧下さい。

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2020年06月22日

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台湾と大陸の中国語 5つの違いとは!?



みなさんこんにちは!台湾赴任3年目の柴原です。

初回のブログ3分で簡単に分かる!台湾の基礎情報~入門編~を掲載したところ,おかげさまで多くの方からアクセスいただきました


初回のブログでも簡単に触れましたが,台湾の標準語は中国語です。

台湾では「華語」や「国語」,「中文」とも呼ばれていて,日本で習うような中国語で問題なく通じますが,大陸とは発音やイントネーションが若干異なります。

また,一般的に台湾で使われる中国語はアクセントがあまり強くなく,柔らかい印象です。

大陸の中国語とさほど変わらないので,意思疎通に支障はありませんが,その微妙に違う部分について,何がどれだけ違うのか,よく分からないという方もいらっしゃると思います。

そこで今回は,前回あまり詳しく触れなかった台湾と大陸の中国語の違いについてご紹介したいと思います。


漢字が違う!「繁体字」と「簡体字」とは!?

台湾と大陸の中国語の大きな違いは,使用する漢字が異なることです。

台湾で使用されているのは「繁体字」で,大陸で使用されているのは「簡体字」です。

「繁体字」は画数が多く,「簡体字」は画数が少ないのが特徴で,日本で使用されている漢字はこの2つの中間のイメージです。

「簡体字」だと初めて見た時に意味が全く想像できないこともありますが,「繁体字」はだいたい分かることも多いです。

たとえば,
台湾(繁体字)  日本  大陸(簡体字) 
專  専  专 
豊  丰 
廣  広  广 


といったように,「繁体字」と「簡体字」と日本の漢字が全て違うことも大いにあります。

どちらかというと,日本の漢字と台湾で使われる「繁体字」が似ているパターンが多い気がします。

台湾ではピンインを使わず“ボポモフォ”を使う!?

日本で中国語を学ぶ方にとって,避けては通れない関門があります。

それはピンインです。

ピンインとは,中国語の発音をローマ字で表したもので,初めて中国語を学ぶ外国人にも分かりやすくなっています。

日本の「あいうえお」のような感覚で,ネイティブの中国人もパソコンや携帯電話で文字を打つときはこのピンインを使います。

しかし,「can」を「ツァン」と発音したり,「六」の発音をピンインでは「liu」と書くのに,発音すると「リウ」ではなく「リオウ」になるなど,実際の発音との差に混乱を覚える人も少なくありません。

一方でここ台湾では,このピンインは日常的に使われていません。

台湾では「注音符号」と呼ばれるものを使っています。

台湾人に「注音符号」といってもあまり伝わらないことも多く,先頭の4文字から台湾ではボポモフォと呼ばれています。

台湾で中国語を学んだ経験のある方は,「きれいな発音を習得したければ,このボポモフォを習得せよ!」と言われたこともあるかもしれませんが,ピンインでは表現できない発音がボポモフォで自然とできるようになっているようです(残念ながら私はピンインで中国語を学んだため,ボポモフォはほとんど分かりません)。

ボポモフォの記号がどんなものなのかというと,こんな感じです
→「ㄅ」「ㄛ」「ㄝ」「ㄚ」「ㄩ」

どことなく日本のひらがなに少し似ていて親近感が湧くのは私だけではないと思います。

全部で37文字あり,母音と子音のようなものを組み合わせて1文字の発音を表します。

1つ1つ記号の読み方を覚えなければならず,ちょっと大変ですが,台湾ではパソコンや携帯電話で文字を打つときはこのボポモフォを使用するため,台湾に長期滞在する予定のある方は覚えていて損はないかも!?

また,日常ではスラング表現に使われることもあります。

一般的によく使われるのは「ㄟ」(欸:呼びかけの言葉)です。

ちなみに台湾の外国人向け中国語クラスでも普通にピンインが使われています。

台湾人の先生は,中国語の教師になるために頑張って覚えるのだそうです。

巻き舌音が少ないのが台湾の発音の特徴!?

地域にもよりますが,大陸では一般的に巻き舌音が多く使われる傾向にあります。

巻き舌音とは,舌を上に巻いて発する音のことで,中国語を学び始めた日本人が苦戦する発音の1つですが,実は台湾ではあまり使われません。

カタカナで表現すると「シュ」→「ス」,「チャ」→「ツァ」などのように,音が変化します。

たとえば私の名字の「柴」という字を中国語で発音すると「チャイ(chái)」となりますが,台湾では「ツァイ(cái)」に近い発音をします。

余談ですが,私の名字「柴原」を台湾なまりで発音すると「ツァイユエン」となり,「リストラ(裁員)」と同じ音になってしまうので,自己紹介する時には細心の注意を払っています

もちろん中にはしっかり巻き舌音を使って発音する方もいますし,完全に巻き舌を使わない方もいて,人それぞれですが,一般的には巻き舌音は少ない傾向があるように感じます。

声調(音の高低)が違う!?

中国語には4種類の音の高低があって(四声),同じ「マー」でもこの四声によって意味が異なります。

高めにすると「お母さん」,低めにすると「馬」という意味になります。

台湾の中国語の中には,以下のとおり,声調が大陸と異なるものもいくつかあります。

「フランス」は中国語で「法国」と書き,大陸では「fǎguó」ですが,台湾では「fàguó」と発音します。

他にも「曜日」は中国語で「星期」と書き,大陸では「xīngqī」ですが,台湾では「xīngqí」と発音します。

ただ,どちらでも通じるので,話すときはあまり気にしなくて大丈夫だと思います!

単語が違うことも!?

いくつか台湾と大陸で異なる単語もあるので簡単にご紹介します。
日本  台湾  大陸 
ジャガイモ  馬鈴薯  土豆 
ヨーグルト  優格 酸奶 
自転車  腳踏車  自行车 
地下鉄  捷運  地铁 
タクシー  計程車  出租车 


私はどうしても「腳踏車」が覚えられなくて,「自行车」と言ってしまうことがありましたが,通じました!

ただ,街中で見かける看板などには台湾で使われる単語が書いてあるので,知っておくと役立つかもしれません。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

台湾で使われる中国語は大陸の中国語と大差はないものの,発音や単語自体が違うこともあるということが分かりました。

今後も台湾の様々な情報を紹介していきたいと思います!

当協会HPでは日台関係・台湾情報ページを設置しています。ぜひご参考ください。

最後までありがとうございました!

このブログを書いたのは…


柴原・台北事務所派遣員

中国語学科卒業
台湾赴任3年目
在学中,台湾に1年間留学経験あり
好きなことは旅行


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