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活動報告

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2023年06月16日

お知らせ活動報告(写真)台北

外務省主催第16回日本国際漫画賞 台湾受賞者の表彰式を行いました

6月12日、当協会台北事務所にて第16回日本国際漫画賞台湾受賞者を対象に表彰式を行いました。

日本国際漫画賞は、麻生太郎外務大臣(当時)のイニシアチブを受け2007年5月に創設された賞で、創設以来、海外への漫画文化の普及と漫画を通じた国際文化交流に貢献した漫画作家を顕彰することを目的として、毎年実施されています。第16回は、77の国・地域から過去最多となる503作品の応募がありました。漫画文化が根付く台湾からは世界最多となる83件の応募があり、星期一回收日 Monday Recover氏(以下星期一氏)の『ネコと海の彼方』(原作者:陳巧蓉 CHEN,CHIAO JUNG氏)が優秀賞、その他入賞に賴凱氏の『正義』及び葉羽桐氏の『猫剣客』が選ばれました。優秀賞を受賞した星期一氏は、本日の表彰式は残念ながら欠席でしたが、作品を代表して本年2月下旬から3月にかけて訪日プログラムに招待され、他の受賞作品の先生方との交流や、今回の受賞作の日本語版を出版する出版社への訪問等を行いました。

表彰式では、当所広報文化部長の村嶋郁代より、台湾受賞者に対して賞状を授与しました。受賞者はそれぞれ、「2020年の始め、コロナウイルスの影響を受け、受けた案件の多くが中止、または延期せざるを得ない状況になりました。当時フェイスブックで思うままに書いた文章が思いがけず編集者の目に止まり、さらに星期一氏の協力を得て、たくさんの読者に愛される漫画となりました。そして、今回の受賞を受け、受賞作品のライトノベル版を出版することとなり、大変光栄に思います。」(陳巧蓉氏)、「今回の受賞は私にとって大きな意味があり、受賞作品『正義』は本来、私の最後の漫画作品とするつもりで全ての力を注ぎ込み描いた作品でした。作品に対する肯定をいただいたおかげで、これからも漫画創作活動を続ける活力をもいただきました。ありがとうございました。」(賴凱氏)、「『絵描きが天を畏れるかって?描きたいものを描けるなら、私は神でも畏れない!』これは今回の受賞作品内で用いたセリフです。絵を描くことが好きな創作者の皆様に贈る言葉でもあり、自分に言い聞かせていた言葉でもあります。日本の読者の皆さんに本作品を紹介することができ、とても嬉しく思います。」(葉羽桐氏)と述べました。

受賞された先生方、誠におめでとうございます!
そしてこの度ご応募くださった83名の台湾の漫画家の方々に心より御礼申し上げます。

★第17回日本国際漫画賞は募集を受付中です。詳細は以下をご覧ください:
https://www.koryu.or.jp/news/offer/?ItemId=3329&dispmid=4263





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