本17日、台湾日本関係協会において開催された名称変更除幕式に、当所より沼田幹夫・代表、花木出・副代表及び浜田隆・総務部長が出席し、沼田代表が挨拶を述べました。
挨拶の中で沼田代表は、本名称変更を一つの契機とし,日台で心一つに更に努力を重ね,世界にも稀に見る友情の関係を共に築いていきたいと強調しました。
当協会としては、新生「台湾日本関係協会」と共に、引き続き日台関係の更なる発展に取り組んでいく所存です。
<代表挨拶全文>
本日は、台湾日本関係協会の新名称除幕式にお招きいただき,大変光栄に存じます。まず,この場をお借りして,本名称変更に携われた全ての関係者の皆様のご尽力に対し,心から敬意の意を表したいと思います。
ご承知のとおり,我々交流協会は,今年1月より「日本台湾交流協会」として新たなスタートを切りました。名称変更以前は,「交流協会」という名称の曖昧さから,「結婚相手を紹介して下さい」との問い合わせの電話がかかってくることもありました。それほど認知度が低かったということですが,幸いなことに名称変更を機に報道関係者の皆様にも大きく報じて頂いたお陰で,協会の存在を皆様に認識していただく契機となりました。
亜東関係協会もこれまで同様の問題を抱えていたことと思います。「アジアの東」との名称から,ハワイとの関係を担う協会だと勘違いした人もいると伺ったこともあります。今回の名称変更は,正に名称を実態に合わせ,名実ともに日台の架け橋として足を踏み出す歴史的な一歩であると思います。
日台双方の対外窓口機関が共に45年ぶりに名称変更に踏み切った本年は,正に日台関係の歴史において一里塚の意義を持つ重要な年です。日台関係は確実に発展してきました。同時に,日台双方の努力と協力なくして将来の発展は望めません。様々な問題に直面し,共に解決に向け協力,努力する時,初めて新しい段階に入ることが出来ます。本名称変更を一つの契機に,日台で心一つに更に努力を重ね,世界にも稀に見る友情の関係を共に築いていきたいと思います。
最後に,台湾日本関係協会の新たな船出を心から祝福するとともに,日台双方の関係者の皆様の更なるご活躍を祈念し,私からの挨拶とさせて頂きます。ありがとうございました。