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泉裕泰代表がGCTF「海洋ゴミに関連した持続可能な資源管理」バーチャルワークショップ開幕式で挨拶

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 11月3日、当事務所の泉裕泰代表は、「海洋ゴミに関連した持続可能な資源管理」をテーマとした「グローバル協力訓練枠組み(GCTF:Global Cooperation and Training Framework)」の バーチャルワークショップ開幕式で挨拶を行いました。
 日本政府は昨年主催したG20大阪サミットにおいて、「大阪・ブルー・オーシャン・ビジョン」を提唱するなど、国際社会と連携しながら、国内外で様々な取組を推進しています。本年7回目となる本ワークショップでは、日本を含む各分野の専門家が集まり、11月3日及び10日の2日間に渡って課題の解決に向けた議論を深めます。

本ワークショップHP

泉代表による挨拶

 本日、日本台湾交流協会が、台湾外交部、海洋委員会、工業技術研究院(ITRI)、米国在台協会(AIT)及びオランダ在台弁事処と共に、GCTF「海洋ゴミに関連した持続可能な資源管理」(Sustainable Materials Management Solutions to Marine Debris)に関するバーチャルワークショップを共催できることを非常に嬉しく思います。

 海は世界共通の財産です。私たちの美しい海を守り続けるためには、一部の国や地域だけではなく、全世界が力を合わせ共に取り組んでいくことが不可欠です。我が国は、SDGsの達成にコミットし、持続可能な資源管理を含め、国内外で関連の取組を推進しています。とりわけ、昨年主催したG20大阪サミットにおいて、海洋プラスチックゴミによる追加的汚染を2050年までにゼロにまで削減することを目指す「大阪・ブルー・オーシャン・ビジョン」を提唱し、新興国・途上国を含む世界の主要国から成るG20の場で、課題の解決に向けた認識を共有することができました。

 今、我が国は、同ビジョンの実現に向けた取組を進めています。日本国内においては「プラスチック・スマート」キャンペーンの推進など、政府だけではなく、企業や団体など民間セクターからも広範なアイデアを募り、多様な発想力、技術力を集結することにより、オールジャパンの取組を強化しています。また、国際社会との協力にも積極的に取り組んでいます。二国間ODAや国際機関を通じた支援により、廃棄物管理に関する能力構築やインフラ整備といった側面から、ASEANをはじめとする途上国の取組を後押しし、同ビジョンの実現に向けた動きを全世界的なうねりとすべく努力を続けています。

 こうした中、今回は日米台に加え、新たにオランダの参加を得て、「海洋ゴミに関連した持続可能な資源管理」について、議論できることは極めて意義深いことです。当協会としても、引き続き、GCTFの枠組みを活用し、様々な国際課題に積極的に貢献できるように努力していきます。最後に本日のGCTFバーチャルワークショップ開催のために尽力いただいた皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。