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GCTF「国土強靱化」バーチャルワークショップを開催、泉代表が開幕式で挨拶

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 9月24日、当協会は、「国土強靱化」をテーマとした「グローバル協力訓練枠組み(GCTF:Global Cooperation and Training Framework)」のバーチャルワークショップを台湾外交部、科技部、米国在台協会(AIT)、英国在台弁事処及び豪州弁事処と共催し、泉裕泰代表が開幕式で挨拶を行いました。

 本年3月10日、東日本大震災が発生して10年を迎えるに際して、「国土強靱化」をテーマとしたGCTFワークショップを開催し、その後も専門家による議論を深めてきました。本日、再びオンラインという形ではありますが、専門家が再び一堂に会する機会を設けることができました。日本からは、防災科学技術研究所の林春男理事長、日本防災プラットフォームの西口尚宏代表、国際協力機構(JICA)の中村覚課長の3名から、国際社会に役立つ知見を紹介いただき、非常に意義あるワークショップとなりました。

 今回のワークショップには、豪州弁事処も共催に加わりましたが、当協会としても、より多くのパートナーにGCTFに参加いただけるように、引き続き協力していく所存です。

以下、泉代表挨拶

呉科技部長
曾外交部政務次長
オードカークAIT台北事務所長
デニス英国在台弁事処代表
ブルームフィールド豪州弁事処代表

 東日本大震災が発生して10年となった本年3月に、「国土強靱化」をテーマとしたGCTFワークショップを開催し、世界の専門家が議論を深めることができたことは非常に有意義でした。

 その後も、国家災害防救科技センターにリードいただき、9月のセミナー開催に向けて、日本の防災科学技術研究所及び米国のUSAID(U.S. Agency for International Development)やCFE(Center for Excellence in Disaster Management & Humanitarian Assistance)と定期的にコミュニケーションを重ねてきました。残念ながら、依然続く感染症の世界的な拡大により、対面式によるセミナー開催は実現できませんでしたが、本日、こうしてオンラインの形で専門家が再び一堂に会する機会を設けることができたことを非常に嬉しく思います。また、今回のワークショップには、新たに豪州の友人が加わってくれたことを歓迎します。

 22年前の9月21日、台湾中部で大きな地震が発生し、甚大な被害が発生しました。この出来事は自然災害がもたらす脅威を認識し、被害を最小限とできるような継続的な取り組みが重要であると教えてくれます。また、現在では、世界的な気候変動により、従来と比べて自然災害の規模は大きく、頻度も多くなっており、その対応はこれまで以上に国際的な協力が求められる喫緊の課題となっています。

 本日のワークショップでは、日本から防災科学技術研究所の林春男理事長、日本防災プラットフォームの西口尚宏代表、国際協力機構(JICA)の中村覚課長の3名がそれぞれの見地から、国際社会に役立つ知見を紹介いただきます。日本から3名の専門家に出席いただけることは光栄であり、日本台湾交流協会としても引き続きこの分野における協力に貢献していく所存です。

 最後に本日のワークショップ開催のために多大な支援をいただいた国家災害防救科技センターをはじめとする関係者の皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。