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GCTF「公平な社会への道:女性の公共参加」バーチャルセミナーの開催

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 10月27日、当協会は、「公平な社会への道:女性の公共参加」をテーマとした「グローバル協力訓練枠組み(GCTF:Global Cooperation and Training Framework)」のバーチャルセミナーを台湾外交部、国家人権委員会、台湾婦権基金会、米国在台協会(AIT)、豪州弁事処及びカナダ駐台北貿易弁事処と共催し、泉裕泰代表が開幕式で挨拶を行いました。
 ますます多くの人々が、女性が活躍できる社会制度を構築していく重要性を認識し始めている一方、新型コロナウイルスの感染拡大によって、女性の失業率が上昇するなど、新たな課題にも直面しています。このような状況の中、社会全体として女性が働きやすい環境へ変革するために、日台米豪加の専門家がそれぞれ持つ知見を共有しました。

以下、泉代表挨拶

ブルームフィールド豪州弁事処代表
呉外交部長
オードカークAIT台北事務所長
リーブズ・カナダ駐台北経貿弁事処代表

 過去数十年、台湾は女性の社会進出において大きな進歩を遂げてきました。蔡英文総統の例は言うに及ばず、あらゆる分野で多くの女性が活躍されています。

 日本については、所謂「ガラスの天井」によってビジネスや政治において女性の社会進出が難しいとの指摘があります。しかし、1999年に男女共同参画社会基本法が施行されて以降、昨年12月、第5次男女共同参画基本計画を策定し、男女平等の社会を実現するために積極的な措置を策定しています。

 国際支援の面では、日本政府は、2016年5月に女性の活躍推進のための開発戦略を発表し、母子保健の構築支援、女性警察官の養成、女性起業家支援など、様々な支援を行ってきています。

 ますます多くの人々が、女性が活躍できる社会制度を構築していく重要性を認識し始めている一方、新型コロナウイルスの感染拡大によって、女性の失業率が上昇するなど、新たな課題にも直面しています。他方で、ITやイノベーション、新たな発想によって、社会全体として女性が働きやすい環境へ変革できるチャンスが訪れているとも言えます。

 本日のワークショップでは、日本からアキレス美知子さんに日本の女性活躍推進取組状況や課題、G20 EMPOWRの取組などについて御紹介いただきます。女性が活躍できる社会を作っていくためには、様々なバックグラウンドを持った者が知見を共有し、改善していくことが重要です。また、女性の社会進出は、17ある持続可能な開発目標(SDGs)のひとつでもあります。本日のセミナーはそうした観点からも非常に有意義であり、活発な議論が行われることを期待したいと思います。

 最後に、豪州がフルパートナーとしてのGCTFに参画いただいていること、またカナダが共催に加わったことに感謝します。更に本日のワークショップ開催のために多大な支援をいただいた台湾婦権基金会をはじめとする関係者の皆様に感謝を申し上げます。

 ありがとうございました。