6月17日、当協会は「C型肝炎撲滅に向けた努力と発展」をテーマとした「グローバル協力訓練枠組み(GCTF:Global Cooperation and Training Framework)」のバーチャルワークショップを台湾外交部、同衛生福利部、米国在台協会(AIT)及び豪州辦事處と共催しました。
世界保健機関(WHO)の推計では、現在、全世界で約5,800万人がC型肝炎ウイルスに感染し、毎年150万人の新規感染者がいるとされています。C型肝炎は、抗ウイルス薬の投与により患者の95%以上を完治させることができますが、診断や治療の利用はまだ少ない状況です。このため、C型肝炎を撲滅するには、各国の制度や経験を共有し、効果的かつ効率的な対策を講じていくことが重要です。
今回のバーチャルワークショップでは、日本から、田中純子 広島大学大学院教授に日本におけるC型肝炎対策について紹介いただいたほか、台湾、米国、豪州の専門家からそれぞれが持つ知見が共有されました。
当協会は、GCTFの更なる発展のため、引き続き協力していきます。