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第1 回ディベート特別研 修会「ディベート講 座・中級」  (10月28日)

更新日時

2006年 11月 2日作成

コンテンツ

今回は、橋本行平氏(日本ディベート協会会員)を講師にお招きし、「ディベート講座・中級」をテーマに、研修会を行いました。

日  時:2006年10月28日(土)  14:00~16:00
参 加 者:台湾の日本語教育関係者・日本語学習者 33名
配布資料:「ディベート入門・演習問題」    (PDFファイル:Acrobat Readerが必要です)

 今回の研修会は、第3回全国大学生日本語ディベート大会に先駆け、競技ディベートに焦点をあてた内容となりました。まず、試合フォーマットの説明から始まり、各ステージ(立論・質疑応答・反駁)における役割や注意点、証拠資料の取り扱い方、審判の方法にいたるまで、丁寧に解説されました。実際の試合の流れを記述するフローシートの書き方では、どんな文房具を使えばいいかなどという実践的な細かい点にまで触れ、講師自身のディベートの体験を交えたお話は、実際にディベートを経験したことのない参加者へも大変参考となる内容でした。

 特に強調されていた「論理の展開」に関しては、反駁の練習として、論理構造の間違いを説明する(相手の主張をつぶす)演習問題を行い、参加者が実際に解答してみることで、周囲の人がわかるように説明することの難しさを体験し、議論の応酬の醍醐味を味わいました。論理展開を正確に捉え、それを的確に説明するには、頭の中で気づいていることを、実際に適切な言葉に置き換えるレトリックが重要であることが指摘され、演習問題を日頃からこなすことによって、ディベートの能力が養われることがわかりました。

 最後に、学生指導の上では、論理的思考を促すディベートの利点や将来の卒論指導での重要性を述べ、学生に身に付く能力と教室ディベートの意義に触れ、日本語教育への示唆に富むお話で終わりました。


橋本行平先生