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第34回「多元智慧(MI)創意學習實例分享」  (7月1日)

更新日時

2005年 4月 8日作成
2005年 8月 21日更新

コンテンツ

今回の研修会は、台北市立華江高級中學非常勤講師の彭俊人先生を講師に、「多元智慧(MI)創意學習實例分享」というテーマでお話いただきました。

日時 :2006年7月1日(土) 14:00~17:00
参加者:台湾の日本語教育機関で日本語を教えている教師  33名
配付資料:「多重知能学習の実例」   「課題例」 (PDFファイル:Acrobat Readerが必要です)

   まず、台湾の高校における第二外国語としての日本語教育の問題点を踏まえた上で、学習目標を再考し、各教師が現状に見合った目標を定めることが重要であること、つまり、言語能力、文化理解力を養成するだけではなく、学習者が自分自身の個性と能力を生かすこと、自主的に学習すること、学習の楽しさを知ること、言語に対する興味を持続することなどがその目標として挙げられました。そして、それらを実現するために、探求心を育てる教育が重要であるとして、Howard Gardnerの「多重知能理論(Multiple Intelligences)」を紹介し、学習や評価に取り入れることを提案されました。
 
  次に、その具体的な指導法として、学習者の創造力を引き出す課題学習の実践を例に、その実施過程と結果について順を追って説明し、実際に使った教材や学習者の作品を紹介しました。最後に、評価について「三角評価法(資料p.5参照)」「ポートフォリオ」が紹介され、従来の筆記テストに加え、学習の質を考慮することで、その時点の学力だけではなく、学習者の成長の過程を評価に含めることの重要性が示されました。

  研修では、多重知能の理論を応用した課題について説明するだけではなく、学習者の作品を参加者一人一人が手にとって見られるように工夫されていたため、課題学習のイメージをはっきりとつかむことができました。また、学習者がどのようにして課題を完成していったのか、その過程や課題完成後の学習者の感想など、現場の教師が特に知りたいことについても詳しく報告されるなど、参加者の共感を得ていました。研修会終了後も、講師に質問をしたり、学習者の作品に見入っている参加者も多く、「大変興味深い」、「学習者にとっても意義のある学習活動の方法である」、「自分の学校でもぜひ取り入れてみたい」等、反響の高い研修会となりました。


(講師の彭俊人先生)