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第3回「日本美術の特色」  (10月14日)

更新日時

2006年 10月 20日作成

コンテンツ

今回の研修会では、国立故宮博物院の陳階晋先生を講師にお招きし、日本美術をテーマに、講演会を行いました。
 
日時  : 2006 年10月14日(土) 14:00~16:30
参加者 : 台湾の日本語教育関係者・日本語学習者 27名 
テーマ : 「日本美術の特色」
(今回はパワーポイントによる映像資料が主だったため、配布資料の掲載はありません)
 
 今回の講演会では、古代の縄文時代の土器などから、近現代までの日本絵画が網羅的に紹介されました。古代では埴輪や古墳、家屋などの映像を見せながら、古代の日本での生活様式や文化背景などにも触れました。次の奈良時代にかけては、特に仏教の影響を受けた大陸の文化と日本の美術品の接点について解説され、続いて、日本的な美意識に基づく美術が次第に発展してきた平安時代の特徴を、『源氏物語』絵巻を見せながら説明されました。さらに、武士が政権を握った鎌倉時代以降は、新たに力強い文化が生まれ、禅宗などの影響を受けながら茶の湯を代表とする新しい文化が生まれたこともあり、現在も残る茶室や陶磁器などがこの時代の美術史の特徴であることを強調されました。最後は、時間の関係で駆け足でしたが、江戸時代に台頭した町人たちによる浮世絵や、明治以降における西洋の影響を強く受けた日本絵画の作品が紹介されました。

 質疑応答では、台湾で日本美術を鑑賞するための場所や、日本へ行った際にどの美術館に行けば適当かなど、具体的な質問も出され、先生が指摘されていた美術品を直接鑑賞してほしいというメッセージが聴衆に伝わり、反響の高い講演会となりました。

陳階晋先生