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第4回「ゲームを取り入れた教室活動」(1月10日)

更新日時

2009年 1月 20日作成
2009年 2月 16日更新

コンテンツ

 今回の研修会は曹晋穎氏(台北市立天母国民中学教諭)を講師に迎え、「ゲームを取り入れた教室活動」をテーマに、研修会を行いました。

日  時:2009年1月10日(土)  14:00~17:00
場  所:慈済大学 校本部教学行政大楼2階 第一教學研討室
参加者:台湾の日本語教育関係者・大学院生・大学生 11名


 研修会の前半では、前回の研修内容である「インタビュー活動を取り入れた教室活動」を実際の授業で試みた参加者二名が、今回の研修会でそれぞれ実践報告を行いました。

 報告は、発表者それぞれが、授業風景を撮影した動画や録音した音声なども交えながら、授業内容や学習者が実際行ったインタビュー活動の詳細について、説明しました。発表は成果の報告だけに留まらず、実例を挙げながら反省点についても取り上げ、その原因にも言及しました。

 次に、この報告に基づき、参加者がグループに分かれて討論を行い、発表者の授業について意見を述べました。「教師が思っている以上に、学習者は自ら話す力があることが分かった」「教科書だけを教えるのではなく、そこから多少離れ、授業に『動き』を取り入れることの大切さが分かった」「インタビュー活動がその場だけの活動で終わるのではなく、学習者間の自由な会話のきっかけになっていることが興味深かった」などの意見が出ました。

 研修会の後半は 、「ゲームを取り入れた教室活動」と題し、曹晋穎氏が講師として研修を行いました。具体的な教室活動の例として、最初にジェスチャーとカードを利用した二つのゲームを紹介し、一部の参加者の協力で実演を行いました。実演は初級を対象としたものでしたが、それに加えて、さらに上のレベルに活用する方法なども説明しました。その後、ワークショップを行い、ゲーム(モノポリー)のルール及び学習活動への応用と作成方法を説明した後、参加者がゲームを作成し、そのゲームを使って実演を行いました。

 今回は花蓮地域の先生方だけでなく、台北や台南などの他地域から、様々な教育機関に勤める先生方の参加もあり、研修だけでなく、普段会うことのない日本語教育関係者同士の交流の場となったこともよかったとの意見もが複数寄せられた研修会となりました。