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2019年09月11日

活動報告(写真)台北

西海茂洋副代表が「GCTF:メディア・リテラシーを通した民主主義の擁護」ワークショップの開幕式に出席

 今般、日本台湾交流協会は,米国在台協会及び外交部等と共に,「GCTF:メディア・リテラシーを通した民主主義の擁護」についてのワークショップを開催します。10日,台湾民主基金会において開幕式が行われ、西海茂洋副代表が以下のとおり挨拶を行い,多くの情報の中から正しい情報を選別することは民主主義を維持する上で極めて重要である旨を述べました。

呉 外交部長
蘇 台湾民主基金会董事長
Jevrell スウェーデン貿易投資委員会台北事務所代表
Bryan 全米民主国際研究所副所長
Christensen  AIT所長
Busby 国務次官補代理

 本日,ここに日本台湾交流協会を代表して,外交部,AIT,台湾民主基金会,スウェーデン貿易投資委員会台北事務所と共に,メディア・リテラシーに関するGCTFワークショップを共催できることを光栄に思います。

 今日,世界ではソーシャルメディアの急速な発展に伴って,既存メディアだけでなく,個人でも様々な情報を世界に発信できる社会となっています。正しい情報に基づいて有権者が統治者を選ぶことを前提としているのが民主主義です。多くの情報にあふれている社会の中で,虚偽の情報や正確性を欠いた情報から正しい情報を如何に選別していくのかについては,民主主義の維持にも関わる重要な課題です。

 一方で,虚偽の情報を排除するためという目的の下に,情報発信・取得の制限を安易に強化してしまえば,これもまた民主主義の根幹を揺るがすことになりかねません。情報のは信徒取得について可能な限り制限を加えることなく,ひとり一人が,正しい情報に基づいて判断できるような社会とするためにはどのようにすれば良いか,議論を深めていくことが重要です。

 GCTFは米国と台湾が始めた先進的な枠組みで,地域横断的な共通の課題について議論するための最善のプラットフォームを提供するものです。我々がGCTFのワークショップを共催するのは,今年に入って5回目となります。民主主義という共通の価値を有する米国や台湾と共にメディア・リテラシーという喫緊の課題について,議論を深めることができるのは,非常に意義深い枠組みです。これからも我々はこの重要な取組みを更に発展させるために共に協力していく所存です。

 今回のワークショップが,大きな成功を得ること,また,ここ台湾で築かれた参加者間の人的ネットワークが,将来の地域を越えた協力を更に発展させることを祈念して私の挨拶とさせていただきます。