今から半世紀を遡る1960年代に日本で盛り上がりを見せた都市への実験的な提案を導入にして、現代に至るまでの
日本や世界の都市を取り巻くさまざまな状況、並びに現代の東京に見られるその特異性を、建築模型のみならず、
アニメーションや写真スライド、映像といった多様なメディアを交えながら検証することを試みた展示会です。
また、下記の通り、開幕式の翌日には特別講座も行います。
いずれも入場は無料ですので、ご家族・ご友人お誘い合わせの上、ご来場いただけますようご案内いたします。
★展示会
主催:日本台湾交流協会、高雄市政府文化局、国際交流基金
期間:2018年2月10日(土)~3月11日(日) (入場無料)
会場:高雄市文化中心(1階)「至真堂一館」
(高雄市苓雅区五福一路67号)
時間:毎月曜日休館
火・水・木・日曜日10:30~17:30 / 金・土曜日10:30~20:00
(2月15日(木) 休館 / 2月16日(金)~20日(火) 10:30~17:30)
※会期中、1.アンケート記入 2.本展のFacebookページに「いいね!」、
の両方を行っていただいた方に、フリクションペンを差し上げます。
(毎日数量限定、一人1本)
開幕式:2月10日(土)11時~ (入場無料)
開幕式写真
★特別講座(入場無料)(終了)
日時:2018年2月11日(日)14:30~16:30
場所:大東文化芸術中心「演講廰」(2階)
(高雄市鳳山区光遠路161号(MRT「大東駅」2番出口))
※申込み方法:日本台湾交流協会高雄事務所 TEL:07-771-4008内線12
又は文化室Email:bunka-k1#ka.koryu.or.jp(氏名及び人数)
*スパムメール防止のため@を#に変えて表記しています。
テーマ1:「日本の古い建築物の特徴―高雄市と山口県を起点として―」
講師:川口智・宮本常一記念館地域交流員/室中伝・室中技研棟梁
内容:日本の古い建築の技術は、中国大陸から伝わってきました。
では、なぜ台湾に遺された日本統治時代の建築物は、中国建築と異なるのでしょうか。
高雄市や山口県などに遺された身近な建築物を手掛かりに、
日本の古い建築物の秘密に迫ります。日本の熟練大工さんの話も聞けます。
建築について学んだことがない方にもわかりやすいように、
写真をたくさん使いお話ししますので、ぜひ、ご来場ください。台日友好!
テーマ2:「高雄の歴史をたどる~建築物と都市計画からみる日本との関わり」
講師:片倉佳史・台湾在住作家
内容:台湾南部の中枢として機能する海洋都市・高雄。日本統治時代に築港され、
戦後も台湾最大の港として君臨してきた高雄港をはじめ、
先進的な都市計画に従って町並みが整備されてきました。
今回は高雄市の中心部に残る日本統治時代の歴史建築や産業遺産をいくつか取り上げ、
古地図や古写真なども用いながら、高雄という都市の歴史と成り立ち、
そして、日本との関わりについてお話ししたいと思います。

