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新着情報(日本語)

2025年07月09日

お知らせ活動報告(写真)台北

【日本語専門家派遣事業】6月の訪問校:板橋中学(新北)、明徳高校(新北)、鴬歌高級工商職業学校(新北)

【6月の日本語専門家派遣事業の報告】

  • 6月3日(火):新北市立板橋中学校 担当:藤田智彦専門家
    テーマ:日本語でのコミュニケーション 参加者:38人
  • 6月5日(木):新北市立明徳高校 担当:藤田智彦専門家
    テーマ:日本の伝統衣装と浴衣 参加者:35人
  • 6月18日(水):新北市立鴬歌高級工商職業学校 担当:藤田智彦専門家
    テーマ:日本の伝統衣装と浴衣 参加者:生徒22人

今月は浴衣体験を高校2校で実施し、中学校では日本語でのコミュニケーション会話に挑戦してもらいました。

新北市三峡地区にある明徳高校は、生徒の多くが寮で生活しているためか生徒同士の仲が非常によく、協力しながら浴衣を着せ合い、お気に入りのポーズで写真撮影をしていました。活動の終わりに浴衣のたたみ方を教えると、みんな見よう見まねで浴衣をたたみ、最後に長方形の形にきれいにたためると嬉しそうな表情を浮かべていました。

新北市の鴬歌高級工商職業学校は、新年度(2025年9月開始)から応用日本語学科が新設されることになっている高校です。今回は体育科の生徒を対象にした特別授業として浴衣体験を行い、学内の多くの先生方も見学に来ました。野球部の男子は背が高い生徒が多く裾の丈がやや短くなってしまいましたが、普段着のジャージとは異なる着心地を楽しむ一方、中には女性用の浴衣を着てみた生徒もいて、思い思いに活動を楽しんでいました。また、先生方も浴衣を実際に着て生徒と一緒に集合写真を撮り、学校を挙げて日本文化に親しみを感じている姿が見られました。

新北市の板橋中学校では、1年生と2年生がそれぞれ1コマずつ日本語の体験をしました。板橋中学校は日本の学校との定期的な交流があり、実際に行き来したり、オンラインで英語を使って会話をしたりしています。授業では、日本人の生徒と簡単な日本語を使ってコミュニケーションができるように、挨拶や自己紹介の練習をしました。ひらがなも学んだことがない生徒たちがほとんどでしたが、聞いた日本語の音を楽しそうにリピートしてくれ、その発音の正確さに驚きました。台湾では日本語を第二外国語として高校から学ぶ機会は多いですが、より低年齢で学び始めれば、ネイティブに近い発話が可能になるのだと改めて実感することができました。

当協会では、日本語授業の支援、日本文化体験機会の提供および日台交流活動の促進のため、日本語専門家を派遣しています。詳しくはこちらをご覧ください。