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2019年06月19日

活動報告(写真)台北

西海茂洋副代表が「インド太平洋地域の経済関係進化に関するフォーラム」に出席

 挨拶文は以下のとおりです。

 来賓各位の方々,こんにちは。

 本日お招きいただき光栄です。ここ台湾において,インド太平洋地域の経済的な結びつきの強化につき議論を深められることをうれしく思います。本日は,自由で開かれたインド太平洋に関する我が国のコミットメントを,紹介させていただきたいと思います。

 安倍総理は2016年に自由で開かれたインド太平洋を提起しました。その主要な考えは,国際社会の安定と繁栄のカギは,“二つの大陸”,すなわち成長著しいアジアと,成長の高い潜在力を有するアフリカと,“二つの海洋”,すなわち太平洋とインド洋をつなげることにより生まれる活力にあるというものです。

 自由で開かれたインド太平洋を実現するためには3つの柱があります。第1の柱は,法の支配の普及と定着であり,航行の自由、自由貿易等です。第2の柱は,連結性の向上や経済パートナーシップの強化を通じた経済的繁栄の追求です。第3の柱は,海上法執行能力の構築支援や人道支援,災害救助に関する協力等による平和と安定の確保です。

 安倍総理は今月末に大阪でG20サミットをホストし,3つの重要な点が議論されるとしています。①世界貿易の自由で公正な秩序の強化、②デジタル経済、③地球環境問題に対処するためのイノベーションの3点です。また,特に第2の点に関連して,我々は“Data Free Flow with Trust”,“DFFT”の構築を提唱します。それは,信頼に足るルールのもとで自由にデータを流通させるとの考えです。G20における議論と成果が,自由で開かれたインド太平洋のさらなる発展に資するものと確信します。

 台湾は,このDFFTを支えるICT産業の拠点であり,最近数10年来のグローバル経済のエンジンとして重要な役割を果たしてきました。台湾は自由で開かれたインド太平洋を推進するために貢献できると確信しており,この台湾の能力と日本政府の取り組みをマッチングしていくことが,我々日本台湾交流協会の責務です。

 以下に,我々の取り組みをいくつか紹介します。

昨年,我々は台湾との間で第三国市場にかかる協議を立ち上げました。これまでに2回の会議を開催し,第三国に対する通商・経済協力政策に関する意見交換を実施しています。

また,今年の3月から“Global Cooperation Training Framework”すなわちGCTFのワークショップの共催に加わりました。GCTFは2015年に米台が始めたプログラムでインド太平洋各国から専門家が集まり,地域共通の課題を議論する最良のプラットフォームの一つです。

さらに日本は,太平洋島嶼国において自由で開かれたインド太平洋の実現を支える地域環境を維持・促進します。具体的には同地域に対するリソースを増強し,海洋,連結性,気候変動対策,防災への重点配分を行っていきます。そのためには政府だけでなく,民間の力も活用し,関係国との連携・役割分担を促進していく考えであり,こうした流れの中で,当協会としても台湾との実務協力を更に強化していきます。

最後に,AITならびにTAITRAに,本日のお招きと,自由で開かれたインド太平洋に関する我々の取り組みにつきお話させていただく機会をいただいたことに,あらためて感謝します。

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