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新着情報(日本語)

2020年06月18日

COVID-19台北高雄

新型コロナウイルスに関する注意喚起(台湾当局による短期滞在ビジネス関係者に対する水際措置の一部緩和)

 6月17日,衛生福利部疾病管制署はプレスリリースを発出し,短期滞在(3か月以内)のビジネス関係者に対する水際措置の一部緩和について次のとおり発表しました。

(1)

 中央流行疾情指揮センターは,国内のCOVID-19感染状況が緩和且つ安定的にコントロールされていることから,国際経済貿易活動の開放に関し,多数に渡り関係部門を招集して研究・協議を行い,「短期ビジネス関係者入境の在宅検疫短縮申請にかかる作業規範」に関する計画を完成させ,6月22日より,短期滞在(3か月以内)のビジネス関係者の入境を一部緩和する措置を発表した。

(2)

 短期滞在のビジネス関係者については,以下の4つの基本条件に合致する場合,在宅検疫期間の短縮を申請することができる。
(ア)指揮センターが公表した入境が可能な者
(イ)台湾での停留日数が3か月以下の申請
(ウ)短期の入境によりビジネス活動に従事するビジネス関係者(例:検品,アフターサービス,技術指導及び研修,契約等)
(エ)指揮センターが公告する低感染リスク或いは中低感染リスク国/地域を出発地とし,搭乗14日前にその他の国/地域(低感染リスク或いは中低感染リスク国/地域以外)への渡航歴がない

(3)

 指揮センターは,前述の4つの条件に合致するビジネス関係者について,申請時に招聘企業の関連証明書類,台湾における行程表及び防疫計画を準備すると同時に,搭乗前3日以内のCOVID-19にかかるPCR検査の陰性報告を準備して審査を受けることとする。
 その他の本措置の適用対象外の者については,特殊なビジネス需要或いはその他必要な活動がある場合,個別案件として個々に処理し,互恵原則及び各国の感染状況が安全であるとの前提の下,各国家とさらなる検疫プロセスの簡素化について協議・決定することができる。

(4)

 さらに,指揮センターは申請を完了したビジネス関係者について,低感染リスク国/地域を出発地とする者は,入境後防疫ホテルに滞在し,入境後5日目に所在地の地方衛生主管機関に対し自費でPCR検査を申請する。中低感染リスク国については,入境後7日目に自費でPCR検査を行う。PCR検査で陰性の結果報告を取得した後,地方衛生主管機関に対して,入境後21日間の自主健康管理への変更を申請することができる。自主健康管理期間中は引き続き毎日検温し,双方向のショートメッセージで健康状態について報告し(当所注:台湾主管機関から送付される質問メッセージに返信する形式),行程表の予定に従い制限内でのビジネス活動を行う。また,実名制を採用し,毎日の活動及び接触者を記録し,出来る限り公共の場所への出入りを避け,外出時は全行程でのマスク着用を厳格に遵守することとする。

(5)

 指揮センターは,上述の作業規範については短期入境のビジネス関係者に限ることとし,3か月以上の台湾停留・居留期間を計画する者は,従来の規定に従い入境後14日間の在宅検疫を行うこととし,本作業規範は適用しない。このほか,6月17日より,非台湾籍者,大陸地区人民,香港或いは澳門住民で,居留証明書類を有していない者は,防疫補償費を申請・取得できない。

※備考:以下の低感染リスク,中低感染リスク国/地域のリストは,各国の感染状況の規模及び趨勢,モニタリング及び検査能力,感染状況に関する情報の透明性,所属する地域及び隣国の疾病状況等に鑑み,適時調整する(二週間毎に検討)。
1 低感染リスク国/地域:ニュージーランド,オーストラリア,マカオ,パラオ,フィジー,ブルネイ,ベトナム,香港,タイ,モンゴル,ブータン
2 中低感染リスク国/地域:日本,韓国,マレーシア,シンガポール

 中央感染症指揮センターは,手洗い・咳エチケットの励行,目・鼻・口を手で触らないこと,海外から帰台する際に発熱,咳等の症状がある場合,空港・港の検疫担当者に通知することを呼びかけるとともに,帰台後14日以内に疑わしい症状が現れた場合は,無料の伝染病予防ホットライン1922または0800-001922(中国語・英語)に電話し,その指示に従って,マスク着用の上,医療機関を受診し,渡航歴,職業,接触歴等を医師に告知するよう促しています。

 なお,衛生福利部はホームページ上で,台湾における伝染病指定隔離医院リストを掲載していますのでご参照下さい。
<衛生福利部疾病管制署「伝染病指定隔離医院リスト」(中国語)>
https://www.cdc.gov.tw/Category/MPage/Hdl9E5pIZIe6ma8HcfAHDw

 また,台湾入境後14日間の「在宅検疫」対象者用の防疫ホテルについて,交通部観光局が運営しているHP「旅宿網」において,ホテルリスト等の情報を掲載していますのでご参照下さい。
<交通部観光局「旅宿網」(中国語)>
https://taiwan.taiwanstay.net.tw/covhotel/

 当協会と致しましては,台湾に在住・滞在されている邦人の皆様の状況を迅速に把握したいと考えており,邦人通報用専用電話を設置しております。つきましては,台湾において,万が一,ご家族・お知り合い等の邦人の方が新型コロナウイルスに感染した,あるいは感染の疑いで医療機関にて検査・隔離されているとの情報がありましたら,下記専用電話にご連絡下さい。

<感染・感染疑いに関わる邦人通報用専用電話>

(市外局番02)2713-6680
 台湾域外からは(地域番号886)2-2713-6680
なお,上記専用電話は緊急の通報ダイヤルであることから,新型コロナウイルスに関する一般的なご質問,ご相談等については,従来通り,下記の代表電話番号にご連絡願います。

<一般的なご質問,ご相談等に関わる連絡先>

○日本台湾交流協会台北事務所

 電話(代表):(市外局番02)2713-8000
    台湾域外からは(地域番号886)-2-2713-8000
 FAX:(市外局番02)2713-0975
    台湾域外からは(地域番号886)2-2713-0975
 ホームページ:https://www.koryu.or.jp/

○日本台湾交流協会高雄事務所

 住所:高雄市苓雅区和平一路87号 南和和平大樓9,10F
 電話(代表):(市外局番07)771-4008
    台湾域外からは(地域番号886)7-771-4008
 FAX:(市外局番07)771-2734
    台湾域外からは(地域番号886)7-771-2734
 ホームページ:https://www.koryu.or.jp/

 邦人の皆様におかれては,衛生福利部のHP(https://www.cdc.gov.tw)等を参照し,最新情報を収集する等,引き続き感染予防に努めて下さい。