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新着情報(日本語)

2021年03月09日

日台友情台北

東日本大震災の日台友情エピソード(C.S.C先生からの投稿)

C.S.C先生からのエピソードです!
2012年に台湾の高校生とともに岩手県陸前高田市を訪れたときの高校生の反応を投稿してくださいました。受け入れてくださった被災地の方の話や学生の反応に目頭が熱くなります。
(以下、中国語からの仮訳です。)
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幸いなことに、私は2012年に(台湾の)高校生を連れて日本の東北沿岸部を訪れ、東日本大震災の被災地の状況を見る機会がありました。訪れたのは海沿いの岩手県陸前高田市です。学生たちは、バスを降りたら災害の甚大さや復興の状況が見られるのだと思っていましたが、目に映ったのは、辺り一面何もなく、ただ雑草が生え、土砂やいくつかの建物の骨組みが残っている様子でした。地域の解説員の話を聞きながら、みな地上の建物の基礎の跡から、かつてのこの場所が家が立ち並んだ住宅街であり人の住む街であったことを無理矢理想像しようとしていました。学生たちは、信じられない、想像できないが想像しなければならないという表情をしており、私自身も津波の衝撃と威力がこんなにも甚大だということが信じられませんでした。解説員についていきながら目の前で見たこと聞いたことがみな信じられず、表情が固まっていました。学生たちはしっかりと話に耳を傾けていました。あたりは静まり返り、多くの学生は声を殺して涙を流し、祭壇の前で手を合わせ犠牲者のために黙祷しました。その後、被災者自らが撮影した津波襲来時の動画を見た時は、みな何度も眉根を寄せて驚きの声をあげました。動画の中の泣き叫ぶ声が減るにつれて、力強くこぶしを握り締め、椅子から飛びあがりたいような衝撃を受けていました。まるで私たちも当時の同じ状況に置かれているかのように感じ、懸命に逃げても助からない様子を見て、無力感、骨身にしみいる恐怖を感じ、みな石が底なし沼に投げ入れられたような重苦しい気持ちになりました。数分間の動画を見終えた時には、みな涙を流し、深い痛みを感じていました。
震災から1年半が経っても、沿岸の被災地はまだがれきを取り除き分類している途中でした。分かったのは、災害は一瞬だったとしても、復旧には非常に長い時間が必要で、人の心の傷は一生元には戻らないということでした。
私たちのために解説してくれた住民にとって、メディアが報道する被災地は彼らの故郷で、がれきやごみは元々は彼の家だったのです。みな鼻がじんとして、彼があの日の出来事を話すのにいったいどれほどの勇気がいるのかと考えました。話す度に傷をえぐり、愛した人や物を目の前で失ったことを思い返すのです。しかし解説員の方は、苦しくとも、自分の命がある限り、自分の体験を伝え、より多くの人に災害の教訓を知ってもらい、今後万一災害や人災が発生したときに如何に被害を減らすか考えてもらうことを望んでいると話していました。私は、これは教育にとって非常に重要なことだと思いました。歴史上の出来事が教科書に文字と写真だけで掲載されていても、人への警告効果は足りず、自分で経験した人から見聞することが、そしてその土地に足を踏み入れることこそが、災害の恐ろしさを深く理解させるのです。
東日本大震災の被害が甚大だった理由は、多くの人が津波が防波堤よりも高いとは予想しておらず、甘くみていたことでした。
聞けば、ある野球チームはコーチの指示で高台に避難し全員無事でした。しかし水泳チームのコーチは避難所に逃げるように指示し、メンバーのほどんどが亡くなってしまったそうです。解説員は学生たちに「皆さんが将来決定する立場になったら、チームリーダーでも一家の主でもまたは自分ひとりの方向を決めるときにも、迅速に状況判断し、最も正確な判断を導き出すことが、人の生死を左右します。」と話してくれました。この話を聞きまだ高校生である彼らは震撼していました。この旅は、学生たちに危機対応や防災の重要性を意識させるだけでなく、粘り強く前向きな被災者の考え方に尊敬の念を抱かせました。被災地の見学を終えた後、学生たちは解説員に深々とお辞儀をし、握手と抱擁をし、解説員の方々が台湾からのほんの少しの暖かさを感じられること願いました。





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引き続き日台友情エピソードを募集しています。ぜひ皆様のエピソードをお寄せください!
詳細はこちらをご覧ください。

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