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　台湾国防部は、緊急事態に対する危機意識を高めるとともに、緊急事態が発生した際の対応の練度を高めることなどを目的とした防空演習を毎年実施しています。
　本年の防空演習は、９月１５日（水）の午後１時３０分から同２時までの間、台湾全土で一斉に行われます。
　防空演習の時間帯には、台湾全土で防空警報（サイレン）が鳴るほか、演習開始時と終了時に、各人の携帯電話にメッセージが発信される予定ですが、これらは当該防空演習によるものです。
　なお、従来の防空演習では、車両や住民に対する交通規制や避難指示が出されていましたが、本年の防空演習では、新型コロナウイルス感染症対策を担う中央感染症指揮センターの指導により、交通規制や避難指示の発出は行われませんので、防空警報（サイレン）及び携帯電話へのメッセージ着信以外には、日常生活に大きな影響はないと考えられます。

＜参考：関連報道＞　
８月31日付け、中央通訊社「萬安演習9/15登場 人車不管制、發送告警簡訊」
https://www.cna.com.tw/news/firstnews/202108310093.aspx