台湾には、日本から多くの製品やサービスが進出しており、知財の面における最重要地域の一つとなっています。
台湾智慧財産局(日本の特許庁に相当)では、社会情勢やユーザーニーズを踏まえて積極的に知財制度の改善に取り組み、知財の面から、経済の活性化や投資環境の整備を進めています。特に、2019年から検討が続く審判制度改革は、台湾智慧財産局の優先課題であり、日本をはじめとする諸外国の制度を参考にしながら、法改正に向けた準備を進めているところです。また、2021年9月には、台湾税関における商標権侵害品の差止め手続きが緩和され、オンラインでも各種手続きを進められるようになりました。
今回は、台湾智慧財産局 洪淑敏・局長から台湾の知財動向について、駐日台北経済文化代表事務所経済部の賈維掄・首席課長から、台湾税関における商標権侵害品の差止めの運用についてそれぞれご講演いただきます。
ぜひこの機会に、台湾の知財保護の動向について理解を深めていただければと思います。皆様のご参加をお待ちしております。
日時
令和4年3月23日(水)15:00~16:30(日本時間)
プログラム
(プログラムは若干の変更の可能性がございます。)
15:00-15:05 主催者挨拶(専務理事)
15:05-16:30 講演①洪淑敏 台湾・経済部智慧財産局 局長(録画)(日本語字幕あり)
「台湾智慧財産局の業務概要と将来の展望」
講演②賈維掄 駐日台北経済文化代表事務所経済 首席課長(LIVE)(日本語)
「台湾税関による知的財産権水際措置及び法改正後の新制度の紹介」
*講演終了後、チャットにて質疑応答を受け付けます。
参加費
無料
参加方法
以下のURLからお申し込みください。お申し込み完了後、視聴URLを発行いたします。
http://webinar.builders/seminars/form/CVPFKfN8Sk3A4odMazYcWbJp0x2lR9vH
主催・問合せ先
公益財団法人日本台湾交流協会
貿易経済部 冨岡
TEL:03-5573-2606(内線33)