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新着情報(日本語)

2022年04月27日

お知らせCOVID-19台北高雄

新型コロナウイルスに関する注意喚起:台湾全土における濃厚接触者の自宅隔離日数短縮

 4月25日、中央流行疫情指揮センター(CECC)は、台湾全土における濃厚接触者の自宅隔離日数を短縮するとともに、関連規定を調整することを発表していますので、台湾に在留あるいは訪台を検討している邦人の皆様はご留意ください。

台湾衛生福利部疾病管制署プレスリリース
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/T7IJNzwPlGdvTa1wUuXXvA?typeid=9

【仮訳】
 指揮センターは、4月25日から重点的な疫学調査を実施すること、26日から(濃厚接触者の)自宅隔離を3+4日に短縮することを発表するとともに、4月27日以降、既に3日以上隔離している者の隔離を解除する

 中央流行疫情指揮センター(CECC)は本日(25日)、域内の感染状況に対応し、防疫のキャパシティと抵抗力を強化するため、本日午前に各県・市政府を招待し、今後の防疫政策について議論・意見交換を行い、午後には専門家を招いて初歩的な方向性の検討及び総合的な評価を行った旨発表した。関連する提言とコンセンサスは以下のとおり。

一. 即日より「重点的な疫学調査」を実施する:

(一) 感染者が発症した日又は検査を行い陽性と診断された日(症状がない場合)の2日前以内に感染者と接触した者は濃厚接触者となる。

(二)濃厚接触者は、同居している親族や友人、同級生、同じオフィスや職場の同僚など(9つのマス(九宮格)で識別)を含む。

(三)自主的な対応を実施するために、感染者は、同居する親族や友人の名簿、学校や会社の連絡窓口などの情報を衛生当局に率先して提供する必要がある。感染者と関係のある学校・施設・会社の防疫管理者や責任者は、まず名簿を作成し、衛生当局への名簿の提供に協力する。

(四) 「感染者自己申告型感染状況調査システム」の設置:感染者は、疾病管制署から送信されたホームページへのリンク先のURLを受け取りログインした後、上記の同居親族・友人、学校・会社・機関(機構)の防疫管理者又はその責任者の氏名、住所、電話番号、電子メールなどの提供可能な連絡先情報を入力する。その後、同システムから同居親族・友人に濃厚接触者である旨の通知が送られ、また、学校や会社・機関(機構)の防疫管理者又はその責任者には、学校や職場の接触者リストを衛生当局に提供するよう依頼する通知が送られ、接触者が休暇・保険及び関連の補助金を申請するためのデジタル在宅隔離許可証を発行するための根拠とする。

二. 自宅隔離の日数を3+4日(隔離3日+自主防疫4日)に短縮し、明日(26日)から実施、既に3日以上経過している者は4月27日から隔離が解除される。

(一)自宅隔離の最初の3日間は、1人1室での自宅待機を原則とし、外出は禁止する。

(二) 接触者がリストアップされた後は、簡易検査を1度行い、陽性であればPCR検査で確認する。また、隔離期間中に症状がある場合、及び3日目(又は期間終了時)に簡易検査を実施し、結果が陽性であれば隔離を継続し、陰性であれば4日間の自主防疫を行う。さらに、7日目の簡易検査で結果が陰性であれば自主防疫が解除となる。

(三) 4日間の自主防疫の注意事項
一.毎日簡易検査を実施し、簡易検査の結果陰性だった者は出勤や生活必需品の購入が可能。
二.外出時は全行程においてマスクを着用する
三.レストランでの食事、複数人での食事、会合・集まり、人混みの多い場所への移動や不特定多数の人との接触は禁止する
四.簡易検査で陽性となった者は、公共交通機関を利用することは禁止されているため、PCR検査を行う病院・診療所までは、自身が運転する車やバイク、又は家族や友人(お互いに全行程でマスク着用)による送迎で移動しなければならない。検査機関が近ければ徒歩で移動することができ、いずれの方法も衛生局を通す必要はない。もしくは、地方政府の衛生局が定めた簡易検査陽性の際の手順に従う。

 指揮センターは以下のとおり強調する。
 現在の感染状況の傾向によれば、オミクロン株は感染力が強いものの、無症状や軽症が中心である。感染対策は、被害を最小限にとどめ、中・重症者のケアに重点を置く必要がある。それによって防疫及び医療のキャパシティを合理的に配分することができ、防疫・生活及び経済のバランスを取りつつ発展させることができる。
 人々においては、自主的な対応をしっかりと行い(率先して住居環境を判断し、自身の慢性疾患等の重要な要因や接触者情報を報告する等)、自分を守るとともに、積極的に防疫対策に協力し、自分と自分以外の人を守ることをお願いする。