本文へスキップします。

【全】言語リンク
【全・日】検索フォーム
検索キーワード
【全・日】ヘッダーリンク
【全】言語リンク-SP
【全・日】検索フォーム-SP
検索キーワード
よく検索される語
【全・日】ヘッダーリンク-SP
承認:エディタ
検索候補
ページタイトル

新着情報

新着情報(日本語)

2022年05月11日

お知らせ活動報告(写真)台北

当協会と教育部が「2022防災教育国際実務経験フォーラム」を共催しました

5月6日、当協会と教育部が共催して「2022防災教育国際実務経験フォーラム」が開催され、現場とオンラインで280人の台湾各地の小学校、中学校、高校、大学等の先生が参加しました。また、教育部主催の防災リーダー研修を受けている学生も参加しました。日本から3つの専題講演があり、冒頭、片田敏孝東京大学特任教授(日本災害情報学会会長)が「子どもたちに生き抜く力を与える防災教育~東日本大震災における釜石の奇跡に学ぶ~」をテーマとして講演しました。東日本大震災時の釜石市で防災教育を受けた子供たちが自主的に避難した例を示しつつ、防災の知識を与えるのではなく、防災の姿勢を養う教育を重点的に行うことが重要であると説明され、参加者は聞き入っていました。また、防災先進県の静岡県からも、小学校、中学校、高校から生徒や教師が参加して積極的な取り組みを紹介しました。台湾やハワイからの参加者からも防災のための多くの知恵が共有され、大変勉強になりました。

防災は、日本と台湾の共通のテーマです。日台はいずれも地震や水害を始めとした自然災害が多く、お互いに困難なときには助け合い支え合う協力関係を築いてまいりました。1999年の921大震災の時には、日本から他の国に先駆けて救援隊が到着しました。2011年の東日本大震災の時には、台湾外交部が発表しているように、68億元を超える義援金や災害救援隊を送っていただきました。昨年7月にも、静岡県で土石流災害が起こった時には、当協会は、たくさんの「何か支援をしたい」という電話をいただきました。

7日は、日本と台湾が、教え合い、学び合い、そして支え合う場になりました。これからも防災分野での日本と台湾の協力は続きます。