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新着情報(日本語)

2022年09月27日

お知らせCOVID-19台北高雄

新型コロナウイルスに関する注意喚起:台湾側の水際措置・検疫措置の緩和 ②

 9月22日、中央流行疫情指揮センター(CECC)は、9月29日より、3+4日の入境検疫措置に関して、3日間の在宅検疫期間の検疫場所を「1人1室」に調整し、入境時の唾液PCR検査を不要とすることを発表していますので、台湾に在留あるいは訪台を検討している邦人の皆様はご留意ください。

台湾衛生福利部疾病管制署プレスリリース
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/5iIC6tzMw8SRLnWt4Vnb_g?typeid=9

【仮訳】

 9月29日0時より、入境検疫措置は3+4を維持するが、前半3日間の在宅検疫期間の検疫場所を「1人1室」と調整し、また、入境時の唾液検査が不要となることに伴い、入境者の家庭用検査キットの検疫措置を強化する

 中央流行疫情指揮センターは本日(22日)、海外の水際政策が徐々に開放されることを踏まえ、社会の経済発展を促進し、人々の生活の需要に応えるために、入境検疫措置の実施状況、国内の感染状況、防疫及び医療キャパシティの総合的な評価を行った上で、今年(2022年)9月29日より(フライトスケジュールの台湾到着時間)、入境検疫措置は3日間の在宅検疫及び4日間の自主防疫を維持しつつ、前半3日間の在宅検疫期間の検疫場所を「1人1室」と調整し、また、入境時の唾液検査が不要となることに伴い、入境者の家庭用簡易検査キットの検査措置を強化すると発表した。関連の規定は以下のとおり。

一、検疫日数:3日間の在宅検疫及び4日間の自主防疫を維持する。

二、検疫場所

(一)1人1室の条件を満たす自宅或いは親族・友人宅で自主防疫を実施する。1人1室は独立したトイレ・浴室付きの個室を原則とする。自宅或いは親族・友人宅が1人1室の条件を満たさない場合、防疫ホテルへの宿泊は可能だが、一般ホテルへの宿泊は不可とする。

(二)同日に入境した家族/同居者は、自宅或いは親族・友人宅、或いは防疫ホテルで1つの部屋に滞在することができる。ただし、防疫ホテルのシングルルームは狭いので、原則として2人以上の成年者が同居しないことを推奨する。

(三)このほか、外国人労働者や、漁業従事者及び学生(外国人留学生)の検疫場所等の関連規定については、対象事業の所管部門が定めた規定に従うこと。

三、空港又は港湾での唾液PCR検査が不要となったことに伴い、入境旅客の家庭用簡易検査キット使用に関して、検査措置を以下の通り調整する:

(一)検査キットの配布対象及び数:入境時に空港又は港湾の職員が2歳以上の旅客に対し家庭用検査キットを配布する。提供数はもともとの2回分から4回分に増やす。

(二)検査のタイミング
1.入境当日又は検疫1日目:入境者管理のスタッフが電話で検査の実施について尋ねる。
2.在宅検疫の満了日(検疫3日目)。
3.自主防疫期間中は外出前2日以内の簡易検査キットの陰性結果をもって、外出が可能となる。
4.在宅検疫及び自主防疫期間中に症状があった際。

(三)家庭用簡易検査キットの対象年齢を考慮し、2歳未満の者については、在宅検疫及び自主防疫期間中は簡易検査の実施は不要とする。症状があった場合は他の入境者が入境時に症状があった際と同様、診療を受けることになる。

 そのほか、入境者の自主防疫期間中に遵守するべき防疫規定に変更はない:

1.必要な場合以外は外出しない。
2.外出前2日以内の家庭用簡易抗原検査キットによる陰性結果をもって、出勤や生活必需品の購入ができる。
3.外出時は全行程でマスクを着用し、社会的距離を保つ。
4.ビジネス業務では出勤や訪問、講演、会議を開催することは可能だが、全行程でマスクを着用し、社会的距離を保つ。
5.出勤時は常にマスクを着用し、社会的距離を維持する。飲食が必要な際は一時的にマスクを着用しなくてもよいが、飲食後はすぐにマスクを着用する。
6.混雑した場所への出入りや不特定の人々との接触は避ける。
7.ビジネス業務ではレストラン内の独立した空間にて1人で食事をすることや、特定の対象者と食事をすることができるが、その際はアクリル板を設置する、又は社会的距離を維持する必要がある。
8.緊急でない診療や検査は延期する。

 指揮センターは、以下のとおり重ねて強調する。
 入境検疫措置は新型コロナウイルスの感染を防ぐための重要なキーポイントである。人々に上記の関連事項を必ず遵守し、ともに国内のコミュニティーの安全を維持し守るようお願いする。