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　10月22日（土）、東弘子先生（愛知県立大学教授／東海大学訪問教授）を講師にお迎えし、第2回日本語教育研修会「『やさしい日本語』と海外での日本語教育」を日本台湾交流協会台北事務所において実施しました。当日は台湾各地の大学や高校、補習班などで日本語を教える先生方27名にご参加いただきました。
　本研修では「やさしい日本語」の経緯や活用事例、それに対する日本国内でのとまどいや批判が紹介された後、グループ別に議論を行いました。参加者からは「やさしい中国語というのは聞いたことがない」「台湾では中国語ができなくても、自然と助けてもらえる雰囲気がある」「学習者のニーズは様々なので選択肢が増えるのはいいこと」「大学で専攻として学ぶ学生の到達目標は高いので、教える日本語に変わりはない」などの声が聞かれ、多文化共生社会のあり方と共に日本語教育の現場で教えるべき日本語・学習者が学びたい日本語などについて様々な視点から意見交換が行われました。