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2024年11月13日

活動報告(写真)高雄

【高雄事務所】沖縄県宮古島市で「愛と和平の記念碑」祈願式典が行われました

 沖縄県宮古島市のカママ嶺公園には、1874年に発生した牡丹社事件の発端となった1871年の「琉球漂流難民事件」の和解のしるしとして2007年に屏東県牡丹郷から寄贈され建立された「愛と和平の記念碑」があります。

 11月7日、この記念碑の前に、座喜味一幸宮古島市長、大城裕子同市教育委員会教育長ら宮古島市の関係者と、潘壮志牡丹郷長、余右偉牡丹郷高士社頭目、何漢明牡丹郷牡丹社頭目ら牡丹郷の関係者が多数集まり、牡丹郷側から記念碑の説明プレートが贈られるとともに、犠牲者の冥福を祈り平和を祈願する式典が執り行われました。日本台湾交流協会を代表して、高雄事務所の奥正史所長が出席しました。

 式典では、座喜味市長、潘郷長らの挨拶に続き、牡丹郷のシャーマンによる祈願の儀式と参列者による記念碑説明プレートの除幕式が行われ、宮古島市の「琉球國祭り太鼓」が、また牡丹郷の伝統的な原住民の歌謡が披露され、友好ムードを盛り上げました。

 これに先立ち、6日には宮古島市と牡丹郷の間で交流に関する覚書が締結されました。宮古島市市政施行20周年、そして宮古島市と牡丹郷の牡丹社事件の歴史的な「和解」から20年という節目の年である2025年へ向けて、牡丹社事件という歴史を乗り越えて厚く深い友情で結ばれた両地の間で、様々な分野での交流がますます活発に行われることを期待しています。