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新着情報(日本語)

2025年01月15日

活動報告(写真)高雄

【高雄事務所】『日台防災協力ウィークin台湾高雄2025』を開催しました

 1月9日、国立高雄大学において、当協会高雄事務所、高雄市政府災害防救辦公室および国立高雄大学との共催で、日本と台湾の防災分野における経験や技術を共有し、双方の災害対策に生かすことを目指した『日台防災協力ウィークin台湾高雄2025』の講演会が開催されました。
 冒頭、高雄事務所の奥所長は、昨年発生した能登半島地震などの災害に対する台湾からの温かい支援に感謝の意を表しました。また、数多くの自然災害を経験し、その度に互いに支え合ってきた日本と台湾は、2015年に「防災実務に係る交流と協力の強化に関する覚書」を締結しており、その趣旨に基づき、今回のようなイベントが開催できることを大変嬉しく思っていると述べました。
 講演では、宮城県南三陸町における2011年の東日本大震災の被災状況や復興の経験、そして被災後の南三陸町の未来に向けた「自然との共生」を目指した取組、写真家・野田雅也氏による岩手県大槌町での被災後11年間の歩みの紹介、さらに、日本企業による防災・復旧に必要な技術の共有が行われました。復興を進める際のコミュニケーションや財源、技術を台湾に導入する方法などについて活発な議論が交わされ、日台の防災に関する理解が深まりました。
 また、今回の講演会で紹介された復興の歩みを写真でたどる「野田雅也写真展『造船記』」や、南三陸町の「自然との共生」の取組、日本の防災技術については、高雄大学図書情報館2階ロビーにて、1月22日(9:00~17:00)まで入場料無料で展示されています。ぜひお越しください。