活動報告

日本台湾交流協会表彰は、我が国と台湾との相互理解及び友好親善に寄与し、特に推奨するに値する顕著な貢献及び善行を行ったと認められる個人又は団体について、その功績を称えるものです。
このたび２月１４日（金）に、映画評論家の張昌彦氏に対し、片山和之・台北事務所代表より表彰いたしました。ご功績に対し、衷心より敬意と感謝を表します。

●張昌彦氏（映画評論家）
昭和５４年に中国文化大学美術学部演劇学科映画・演劇コースの非常勤講師に就任して以降、同コースの主任や、国家電影資料館や台湾電影文化協会の董事（取締役）等も歴任してきたベテランの映画評論家です。同人は、３年間の早稲田大学留学をきっかけに日本との繋がりを有し、台湾における映画人としてのキャリアの中で、昭和４７年の日台断交後の台湾当局による日本映画への規制が徐々に解かれ始めた１９８０年代以降、日本の映画作品の紹介・関連記事の執筆、日台映画関係者の交流に精力的に取り組み、映画を通じた日本文化の普及及び映画分野における日台文化交流の促進に寄与してこられました。