プレスリリース

　新型コロナウイルス感染症との戦いにおいて、日本と台湾は、常に互いを思いやり、助け合ってまいりました。
　昨年４月、マスク不足に苦しむ日本に対して、台湾からマスクを提供いただいたことは記憶に新しいところですが、このたび、台湾から酸素濃縮装置及びパルスオキシメータという貴重な医療機器を日本に供与するとの発表がありました。台湾自身が感染拡大防止に向けて懸命に戦っておられる中、蔡英文総統、邱義仁・台湾日本関係協会会長、謝長廷・駐日台北経済文化代表事務所代表を始めとする台湾の皆様からいただいた度重なるご支援に対し、心から感謝を申し上げます。
　新型コロナウイルス感染症がいまなお世界中で蔓延する中、日本でも今まさに病床で戦っている方々が大勢います。こうした中、台湾からいただいた今回のご支援によって、多くの人々の生命が救われることを思うと、かけがえのない友人である台湾から寄せられた思いやりと友情に、深く感動するとともに、感謝の念に堪えません。
　日本と台湾はこれまでも手を差し伸べあいながら、困難を乗り越えてきました。新型コロナウイルス感染症という厳しい状況においても、日本と台湾は互いに手を携えて克服し、世界に類を見ない日台の友情をさらに深めていくことができると強く信じております。

日本台湾交流協会会長　大橋光夫