林芳正官房長官の5月20日定例記者会見-正副総統就任式について
本日5月20日、林芳正官房長官の記者会見において、記者から正副総統就任式に関する質問があり、官房長官から以下を主旨とする発言がありました。
(発言の主旨)
本日、台湾で頼清徳氏が総統に、蕭美琴氏が副総統にそれぞれ就任されたことに、祝意を表する。
台湾は、我が国にとって、基本的価値を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人である。
政府としては、台湾との関係を非政府間の実務関係として維持していくとの基本的立場を踏まえ、日台間の協力と交流の更なる深化を図っていく考えである。
日本と台湾は、コロナ禍も含め、これまでも困難に向き合う度に互いに支え合ってきた。年初の能登半島地震に際しての台湾の皆様からの温かい御支援に、改めて感謝の意を表すとともに、4月に発生した台湾東部沖地震からの一日も早い復興を願っている。
また、8年間の任期を終えて退任された蔡英文前総統に、敬意を表するとともに、頼清徳総統の下での、日台の友情の更なる深まりに、期待している。