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日台関係

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新着情報(日台関係)

2022年08月05日

お知らせ日台関係台北高雄

令和4年度外務大臣表彰について

 外務大臣表彰は、我が国との友好親善関係の増進に特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるものです。
 今年度、台北事務所からの推薦により台日文化経済協会、中華文化総会及び台中市白冷圳水流域発展協会が、高雄事務所からの推薦により社団法人台湾応用日語学会がそれぞれ受賞されました。ご功績に対し、衷心より敬意と感謝を表します。

●台日文化經濟協會
功績概要:日本と台湾との相互理解の促進
台日文化経済協会は、日台関係の推進を目的とし、知日派の重鎮らにより1952年に設立されて以降、日台間の文化交流及び経済交流等に尽力してきた。日本の対台湾友好団体「日華親善協会」のカウンターパートとして、1990年代までは主に日台の企業家交流等を推進。2000年代以降は文化・学術交流に特に力を入れ、2013年に「大学・大学院日本研究論文コンテスト」、2016年に「杜萬全日本留学修士奨学金」を開始し、当地における若手知日派の育成に大きく貢献した。

●中華文化総会
功績概要:日本と台湾との相互理解の促進
中華文化総会は、台湾文化を発展させ、また広く海外に知らせる活動を行っているほか、特に文化を通じた諸外国との交流や友好促進活動に力を入れており、近年は日台交流を積極的に行っている。2018年から東京での日台友好イベント「Taiwan Plus」の定期開催を始め、新型コロナウイルス感染症の影響で訪日が困難になって以降は、台湾において様々な日本関連の行事を開催ないし支援してきており、日台関係の深化に大きく貢献した。

●台中市白冷圳水流域発展協会
功績概要:日本と台湾との相互理解の促進
台中市新社区には、日本統治時代の1928年に金沢出身の磯田謙雄技師により建造された「白冷圳」という名の灌漑施設がある(1932年に完成、通水)。大甲渓から16キロにもわたり水をひき、新社地区での農業を可能にした灌漑施設である。1999年の921大地震により、当該灌漑施設が使用できなくなった後、その重要性が知られて修理され現在でも使用されている。台中市白冷圳水流域発展協会は、この修復活動を行うとともに、2012年以降、毎年、磯田謙雄技師の貢献を顕彰する文化祭を行い、金沢市との交流活動を行い、日台の友好親善の推進に大きく貢献した。

●社団法人台湾応用日語学会
功績概要:台湾南部における日本研究の推進
台湾南部における日本研究の推進と支援を目的として2002年に創立。2007年から毎年1回の年次大会とともに国際学術シンポジウムを開催、日本や韓国からも演者を招き日本研究を通じた国際交流を展開。年次大会は日本語や文学に限定せず、多岐にわたる領域の日本研究者が研究成果を発表し、研鑽を積む機会となっており、台湾全体の日本研究の水準を高めることに寄与している。同時に台湾南部の大学と共催で国際学術シンポジウムを開催することで、南部の大学の国際化、学術レベルの向上にも貢献している。


※令和4年外務大臣表彰(外務省サイト)
https://reurl.cc/4pakbD