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2010年 5月 25日作成

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工業生産動向 (2010年3月)

 経済部が423日に発表した最新の工業生産動向によると、輸出が生産を牽引しているほか、内需は穏やかな回復から活況になったことから、3月の工業生産指数は過去最高の120.30となったほか、前年同月比では+39.20%と5ヶ月連続の二桁のプラスとなった。製造業指数も123.33前年同月比+42.01%の大幅増となり、特に電子部品業が+77.34%、自動車及び部品業が+63.84%、機械設備業が+58.51%と増産が顕著となっている。
 2010年第1四半期の累計では、工業生産指数は前年同期比+47.12%。製造業生産指数が同+50.59%となったほか、多くの業種で軒並み前年比で増加している。黄吉実・経済部統計長は、第1四半期の工業生産指数が大幅な伸びとなったことについて、内需市場は盛り上がっており、第2
四半期 も引き続き二桁の 成長を維持できるだろうと説明した。
 また、黄経済部統計長は、世界景気の回復が堅調となり、両岸貿易の状況も次第に活況となっているほか、3月の海外受注が過去最高となったことが、製造業生産の大幅な増加をもたらしており、工業生産指数の水準が過去最高となった要因であると分析した。また、金融危機の影響が次第に小さくなっていることや、株式市場の活況、内外需の増加、政府や民間業者による雇用増加などから台湾経済は緩やかに拡大しているほか、今年の第1四半期の民間投資は予測より好調であり、来月発表する最新の経済成長率予測値は上方修正される可能性が大きいと述べた。

工業生産指数の前年比伸び率(製造業業種別)表(PDFファイル)